ヒマナイヌ 川井拓也さんをゲストに迎えて

「訊かせてよ。」第十三回!

「立場や出自みたいなものを超えて、あらゆる人に『ひらかれた』〇〇を作って生きていく」。

〇〇に当てはまるのは、番組だったり、映画だったり、CMだったり…なんでもいいと思うのですが、これって「いい〇〇はたくさんの人の心を動かす」みたいなことと相似形の、クリエイティブでいたい私の理想的な生き方です。テレビ番組にしろ、WEBのコンテンツにしろ、映像作品にしろ、やはり何かを世界に向けて発信する以上は、その〇〇はできるだけたくさんの人にひらかれていた方がいいし、できればたくさんの人の心を動かすものであってほしい。そしてあらゆる人に平等でありたいしもっともっと世界に「ひらいて」いきたい。

けれど、いざ「ひらいて」みるとどうでしょう。そこには様々な異物が混ざって入り乱れ、面倒な摩擦が起きて、無駄なマウントの取り合いや争いは勃発するし、なかなかやっぱり「あらゆる人にひらかれた〇〇を作る」って所詮はキレイごとのお花畑なのかも。この1年であれこれやってみたものの一周回って貝のように閉じたくなったりもしている今日この頃です。

そこで!?今回は、ライブ配信界のインフルエンサー・コーディネーター・コンサルタントをしている株式会社ヒマナイヌ代表取締役社長、川井拓也さんがゲストです。

今では誰でも「SNS」アカウントに「動画」を紐付けし発信する時代ですが、川井さんは10年前にはすでにそのスタイルを確立し、現在では「誰しもに開かれた場所」として自分のライブ配信スタジオを3つも運営。私自身も本当にカジュアルな金額で自分のコンテンツをヒマナイヌスタジオから配信させてもらったことがあります。川井さんに影響を受け、ライブ配信やライブ配信スタジオ作りに興味を持った方もたくさんいるのではないでしょうか。

そして、私は川井さんが「CM制作会社に在籍していたギラギラしていた時代」~「SNSで己をキャラ化し挙句そのキャラを葬った時代」~「Ustreamでブレイクした時代」~「ヒマナイヌスタジオを運営する現在」まで、ポイントポイントでお世話になりつつ川井さんをずっとフォローし続けている長期の川井拓也ウォッチャーでもあります。

川井さんは、世界がこんなに「SNS+動画の時代」になるずっと前から、誰もが映像で自分を発信できるよう「ひらいて」「ひろげて」いけるよう活動し続けている人だと思います。

けれど、その活動の裏ではかなりディープな浮き沈みがあったことを今回知りました。「ひらいて」「ひろげて」いくと現れる様々な弊害…。そうか、だから、日々、最適化。最適化で自身を快適化していないと身がもたないってことか。なるほど。戦わずして戦って、人とリアルな距離は保ちつつ、偉くなろうとしないし、川井さんのすごさって情報が多くて伝わりにくいんだよな…と思いつつなんとか情報を圧縮してできるだけ川井さんのすごさを「ひらいて」お見せしようと努力しました今回の「訊かせてよ。」。是非是非ご覧ください。

追伸:川井さん!これからまだ誰も見たこともない方法でお父さまの足跡をたどるドキュメンタリー映画作れるかもよ?テレビ番組の完パケに留まらず、ライブ配信スタジオ発で映画作ったりしても面白いかも?なんか企画してみようかな?あれこれ妄想が膨らんでワクワクしてきました。とにもかくにも川井さんのこと、引き続き勝手にフォローしていきますね。

ゲストプロフィール

川井拓也(かわいたくや)
1970年生まれ。CM制作会社のプロダクションマネージャー、プロデューサーを経て、株式会社ヒマナイヌを設立。ネット中継のライブメディアコーディネーターとしてUstream初期より数多くの配信を手がける。Talk & Live Studio「高円寺三角地帯」オーナー・対談収録スペース「ヒマナイヌスタジオ」(大手町・六本木・高円寺)主宰・累計570万PV「himag」編集長。

「訊かせてよ。」ノーカット・ノーエディットVer.

川井さんがCM業界を辞めたわけ、映画への思い、テレビの見方、ライブ配信の可能性などなど…編集バージョンで載りきらなかった気になる話題が盛りだくさんのノーカットノーエディット版。川井さんファン必見!よろしければこちらも是非ご覧ください☆

WRITER PROFILE

山本遊子

フリーランスの映像ディレクター。1999年からテレビ、WEBなど様々なメディアで映像を作り続けている。うぐいすプロ