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DaVinci Resolve事例:江蘇TVの3Dドキュメンタリー「大運河」の場合

2015-11-26 掲載

Blackmagic Designの発表によると、南京市に拠点を置く中国最大規模のテレビ局、Jiangsu Broadcasting Corporation(以下:江蘇TV)のデジタルメディア研究センターが、ステレオ3Dドキュメンタリー「生活遺産:大運河(江蘇地域)」の編集およびグレーディングにDaVinci Resolve 12 Studioを使用したという。

「生活遺産:大運河(江蘇地域)」は、中国の北京から杭州までを結ぶ京杭大運河の江蘇地域に焦点を当てたドキュメンタリー番組。同番組では水路輸送や水質保護、そして運河沿いの町での生活などを紹介している。また、大運河と江蘇の相互作用的な関係を紹介することで同地域の文化、文明を考察し、大運河の江蘇地域における「生活遺産」の特徴にスポットを当てている。同ドキュメンタリーは、ステレオデュアル・デジタルフィルムカメラのリグを使用して撮影されたが、デュアルストリーム4Kフッテージの処理は、ポストプロダクションチームにとって大きな課題であった。エディターである張慶傑氏は次のようにコメントしている。

張氏:従来の編集システムでは、デュアルストリーム4Kのフッテージをリアルタイムで扱うことが不可能だった上、レンダリングにも非常に時間がかかっていました。多くの編集ソフトは、3Dプロジェクトの片目モードをリアルタイムで編集することはできますが、これでは各ショットで深度に大きな違いがないかどうかチェックする際に、ステレオ3Dの深度を確認することが難しいのです。

3D技術者である姜振翠氏は次のようにコメントしている。

姜氏:一般的な編集ソフトを使って編集が可能だとしても、ステレオ3Dのフィニッシングシステムでプロジェクトをコンフォームして、3Dアラインメントやカラーグレーディングなど、さらなる調整が必要になります。このように3Dシステムには、途方も無いコストがかかります。この問題がステレオ3Dドキュメンタリーの制作において、大きな妨げとなっていたのです。

私たちは、これまでもステレオ3Dに対応したDaVinci Resolve Studioを使用していましたが、編集とカラーコレクションに対応しているDaVinci Resolve 12がリリースされたことにより、DaVinci Resolve Studioを中心としたステレオ3D編集/カラーグレーディングのシステムを導入することを決めたのです。

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ドキュメンタリー制作チームにより、アクセラレーション用の2つのGPU、3Dモニタリング用のDeckLink 4K Extremeキャプチャー・再生カードを搭載したMacベースのDaVinci Resolve Studioシステムが構築された。

姜氏:DaVinci Resolve Studioは、非常に高価な他の3Dシステムと同じリアルタイム性能を有しています。ステレオ3Dモードで編集している際、デュアルストリームの4Kタイムラインをスムーズに再生できるのです。

DaVinci Resolveは、ほとんどのショットでステレオ3Dキャリブレーションを自動的に実行できるので、視聴者は快適に映像を視聴できます。また、エッジ・バイオレーションの修正に使用するフローティングウィンドウを簡単に追加でき、モニターで修正結果をすぐに確認できます。

同ドキュメンタリーは、カメラのダイナミックレンジを最大限に活かすようLogモードで撮影されたため、カラーグレーディングを施す必要があったという。

姜氏:DaVinci Resolveを使用すれば、編集システムとカラーグレーディングシステム間で行き来する必要がありません。DaVinci Resolveのエディットページとカラーページを切り替えるだけで良いのです。これにより、ワークフローが簡易化され、劇的に効率がアップしました。

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ステレオリグで撮影したCR2フォーマットのタイムラプス映像が多く使用されている。

姜氏:CR2フォーマットで撮影したタイムラプス映像をDaVinci Resolve 12で簡単に扱えることは非常にエキサイティングですね。つまり、カメラが捉えたブラックおよびハイライト部のすべてのディテールを保存するRAWフォーマットを、直接DaVinci Resolveに読み込むことができるのです。タイムラプスショットでは、考えうる限り最高の画質を実現できました。


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[ DATE : 2015-11-26 ]
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