朋栄、九州放送機器展2018出展概要を発表。スタジオサブシステムや実運用に即した4K対応製品・ソリューションを展示
2018-06-20 掲載

※写真は九州放送機器展2017の朋栄ブースの様子
株式会社朋栄は、2018年7月5日~6日の2日間、福岡国際センターにて開催される「九州放送機器展2018」に出展する(ブースNo.D-33)。4月のNAB Show 2018、5月の同社内覧会に出展した12G-SDI関連新製品をはじめ、最新の4K対応製品群・ソリューションを展示する。主な出展製品は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
主な出展製品
1.スタジオサブシステム
- 4K対応ビデオスイッチャー HVS-2000
ライブイベントから中継車、スタジオサブまでさまざまなシーンで活用できるビデオスイッチャー。標準24入力/18出力から最大48入力/18出力または40入力/22出力まで拡張可能。最大12入力の4Kビデオスイッチャーとしても活用可能。- ワンタッチコントローラー OTC-1000
キューシートによる素材管理により、進行順リストに従った送出運用が可能。(協力:リバアフィールド様)- ルーティングスイッチャー MFR-4000
全ポートが12G-SDIに対応可能で、最大72入力×72出力のマトリクス構築が可能なルーティングスイッチャー。Quad link 3G-SDIと12G-SDIを相互変換するGearbox機能を持つ入出力カードも利用可能。電源ユニット、CPU基板の冗長化に加え、本体2台の並列稼働も可能な高い堅牢性を実現。- マルチビューワー MV-4300
12G/3G/HD/SD-SDI、アナログコンポジット、HDMI、DVIの混在入力や、各種解像度の混在入力にも対応したマルチビューワー。最大68入力、8系統出力に対応。HDR/SDR簡易変換機能により、HDR本来の輝度や彩度に近い状態で簡易モニタリング可能。2.テロップ/ファイルベース
- マルチチャネルビデオサーバー MBP-1000VS-G2
記録用SSDとMPEG-2ハードウェアコーデックを4/6/8基搭載したビデオサーバー。コーデック搭載数に応じた同時収録または同時送出が可能。コーデックの半分を収録に、残り半分を送出に割り当てることもでき、エンコード中の追いかけ再生にも対応。さらに、2系統のテロップ出力機能を搭載。動画のプレイアウトに合わせてテロップ素材を送出したり、動画とテロップの合成出力が可能。3.信号処理
- 12G-SDI/HDR/WCG対応シグナルプロセッサー FA-9600
12G-SDI対応シグナルプロセッサー。標準でHD 2系統のフレームシンクロナイザー、カラーコレクター、プロセスアンプを利用可能。オプションで4K 1系統への対応をはじめ、HDR/WCGの各種変換、アップ/ダウン/クロスコンバーター、12G/3G変換、2SI/SQD変換など、各種機能を搭載可能。FA-9600の変換設定に応じて、4K HDRディスプレイの設定も自動で切り替えることが可能なVideo Payload ID連動機能(※1)を搭載。4.バーチャルシステム
- リアルタイムカメラトラッキングシステム StarTracker [Mo-Sys社]
天井や床にマーカーを貼るだけで、バーチャル/RCG運用における精度の高いセンサー環境を構築可能。センサーユニットと共に、リアルタイム・ポジション・データを算出する小型プロセッサーを搭載。初期セットアップ後は、日々の運用での調整が容易。5.ビデオライター
- ビデオライター FVW-700
映像を確認しながら、タッチパネルディスプレイやWi-Fi接続した複数のタブレットから、同時にフリーハンドで文字や図形を描画可能。指定色の上だけに描画するクロマキー機能や、自由曲線が交差する時は外郭部を認識して描画するエッジ結合機能を搭載。- CG送出装置 MBP-200TB2
ケーブル1本で接続したPCにインストールされたさまざまなCGアプリケーションと連携し、専用CG送出機を用意することなく、テロップやRCG、ビデオライター、クリップサーバー(動画送出)などを実現可能。6.4K素材バックアップ
- LTOサーバー LTS-80
4K時代に求められる大容量のアーカイブやバックアップサポート。最大転送速度300MB/秒(2.4Gbps)のLTO-8ドライブを搭載し、LTO-8テープ(最大記憶容量12TB(非圧縮時))にデータ保存可能。外部ストレージからの高速データバックアップ、LTOテープと外部ストレージ1カ所に同時コピーも可能。- 高性能共有サーバーシステム EditShare Xstream EFS 300
関連会社のビジュアル・グラフィックス(VGI)が、高性能共有サーバーシステムを出展。3U筐体のEFS300は、シングルノードからスタートし、大規模なプロダクションニーズにも簡単にスケールアウト対応が可能。7.4K切り出し/フラッシュ光明滅補正
- 4K切り出し装置 ZE-ONEA
4K映像からタッチパネル操作で任意の部分を切り出してHD出力。FT-ONEシリーズと組み合わせ、スロー再生しながらズームインする演出も可能。指定したオブジェクトをリアルタイムに自動追尾するオートトラッキング機能を搭載。- フラッシュ光明滅補正装置 RFC-ONE
フラッシュ光を自動で検出し、リアルタイムに違和感のない自然な映像に自動補正。オプションのリモートコントロールユニットにより、設定されたメモリの読み出しや、2台同時の制御が可能。(※1)SMPTE規定のPayload ID Colormetry Bitによる設定変更に対応したディスプレイが必要になります。
[ Category : NEWS ]
[ DATE : 2018-06-20 ]
[ TAG : 九州放送機器展 朋栄 QBEE]
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