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Blackmagic Design製品事例:制作会社Pace Picturesの場合

2020-12-03 掲載

Blackmagic Designの発表によると、フルサービスを提供する制作会社であるPace Picturesがプロダクションおよびポストプロダクションサービスを拡大する上で多数のBlackmagic Design製品を導入したという。これには、同社のポストプロダクション施設におけるバーチャル制作スペースの構築なども含まれる。

Pace Picturesは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の前後を含め、昨今の需要に合わせて、常に変わり続ける業界に対応するために、従来型のポストプロダクションから、様々なサービスを提供する制作会社へとすばやい進化を遂げている企業だ。

業界にフルのサービスを提供する目的で、カラー用および編集用のDaVinci ResolveとDaVinci Resolve Studioに加え、同社はミキシング用にAtmos、ADR、制作の基盤となる様々なBlackmagic Design製品を配備した最先端のバーチャルステージを導入した。同社の代表取締役であるヒース・ライアン氏は次のようにコメントしている。

ポストプロダクションとプロダクションが互いにより一層深く関わりあうようになっている現在、ポストプロダクション施設に完全なバーチャルステージを抱える弊社は、将来的なポストプロダクションに対応していくのに最適なポジションにあると思います。従来は大手映画会社のみで使用できた、このようなテクノロジーを予算が小さめな映画やテレビでも使用できるようにしたいと考えていました。

将来に備えた柔軟性を得るため、Pace Picturesの施設はあらゆるタイプの制作およびポストプロダクションを扱えるように設計されており、バーチャルスタジオもその流れに則っている。

弊社のバーチャルステージは、Blackmagic DeckLink HD Extreme 3カードを使用しており、配信エンコーダーとUnreal Engineを稼働させたPCでキャプチャー・再生を行なっています。また、Blackmagic Smart Videohub 20×20UltraStudio 4K Extreme、多数のTeranex、HyperDeck Studioレコーダー、ATEM Production Studio 4Kスイッチャーも使用しており、プロダクションのニーズに合わせて様々なコンフィギュレーションになっています。

初期段階では同社の制作施設は、インサートショット、バーチャルコンサートの制作などに使用されていたが、すぐに同社初の劇場映画となる、ショーン・マッギンリー監督の「Match」の制作に使用されることになった。同作は5日間を掛け、すべてバーチャルで撮影された。アーナ・オライリー、オースティン・ニコルズ、スペンサー・ギャレットが出演した「Match」は、マッチングアプリで出会った男女が予想外にも親密になるが、その関係がダークで予期せない方向に展開していく様子を描いたエッジの効いたドラマ映画。

同作のセットは、アパート、ポーカー部屋、公園など、概して平凡なものだったが、全てを一ヶ所で撮影できることで、ロケでの撮影と比較してライアン氏とマッギンリー氏は、はるかに早く作業を行えたという。テストの段階で、セット替えも含め、1日8時間で22ページをこなすことができた。これは、従来の撮影方法では前代未聞のスピードだ。

全照明をLuminairで操作するDMX照明として事前にプログラムしたので、ボタン一押しで、日中のジェニファーのアパート、夜間のジェニファーのアパート、日中のイアンのアパート、夜間のイアンのアパート用の照明を、一瞬で切り替えられました。

バーチャル制作を手掛ける前においても、同社は制作とポストプロダクションの境界線が曖昧になっていることを感じ取っていた。それを踏まえ、同氏は早い段階からBlackmagic Design製品を取り入れたという。

弊社は、創設以来Blackmagic Design製品を使用してきています。様々な方法でコンフィギュレーションできる柔軟性があるので、今日の制作やポストプロダクションにおける技術的・創造的なチャレンジを解決する手助けとなっています。また、Blackmagic Designがオーストラリアで生まれ育ったという事実も同社の製品を選ぶ要因のひとつと言えますね。私自身もオーストラリア出身なので。

ポストプロダクションには、Blackmagic DeckLink HD Extreme 3 PCIカード、UltraStudio 4K、UltraStudio 4Kを4KのI/Oソリューションとして、編集ルーム、カラールーム、オーディオミックスステージで使用している。また、カラールームの処理能力を向上させるために、同社ではBlackmagic eGPUをシステムに接続して使用している。DaVinci Resolve Studioを導入したカラールームでは、DaVinci Resolve Advanced PanelおよびDaVinci Resolve Mini Panelも使用されている。

将来に適応できることが最も重要だと同氏は理解していると語る。これには、新型コロナウイルス感染症によって制作プロセスの変更を余儀なくされた経験が活かされることになるだろう。同社は、ロサンゼルスで都市封鎖が開始した数日後である2020年3月16日に新しくオープンしたAtmosミキシングステージを即刻でコロナ対策に準拠させた。

パンデミックの最中にバーチャル制作施設を立ち上げたことは、同社が状況に合わせて積極的であり、単に受け身であるだけではないことを示している。しかし、世の中の状況にかかわらず、現代の制作における需要に応える方法を見つけ出すことは、もっとシンプルだと同氏は主張する。

映画が必要するものは何かということに、しっかりと耳を澄ませるべきです。映画において他の人たちが必要だと考えるものを聞いているだけでは先に進みません。実際に制作している映画やテレビに合わせて、誰もがワークフローをカスタマイズしたいと考えています。それに、すばやく適応できることが重要です。


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[ DATE : 2020-12-03 ]
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