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Special

[After Beat NAB SHOW 2014]Vol.07 After NAB Show Tokyo 2014レポート01

2014-05-27 掲載

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朋栄

・LTOサーバ「LTS-60」
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LTOサーバ「LTS-60」

新製品のLTO-6ドライブを搭載したLTOサーバ「LTS-60」が展示されていた。注目は、Webブラウザを使って素材管理ができる「LTS-MAM」が用意されているところだ。これ1台で素材管理も可能ということで、非常にシンプルにアーカイブができるところが特徴だ。“4Kのデータのアーカイブも最適”というふうにもアピールしていた。

・ビデオスイッチャ「HVS-XT110」
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「HVS-XT110」

こちらも新製品でビデオスイッチャ「HVS-XT110」も展示されていた。HDとSDを12入力、9出力という仕様になっている。HVS-XT110は、将来の4K制作時代に向けたアップグレードにも対応するというのも大きな特徴だ。4Kスイッチャーというと大がかりなイメージがするが、HVS-XT110は非常にコンパクトといえるだろう。

・Premiere Pro対応プラグイン「FRC Premiere Pro Export Plug-in」
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Adobeブースに展示されていた「FRC Premiere Pro Export Plug-in」

アドビのブースには、Adobe Premiere Proプラグイン対応ファイルベースビデオフォーマットコンバータ「FRC Premiere Pro Export Plug-in」も展示されていた。朋栄の定評あるフレームレートコンバータ「FRC」シリーズをPremiere Proのプラグインにしたものだ。例えば、ヨーロッパの50iの素材を日本の59.94iに変換したいといった場合に最適な製品だ。動き補正変換によって破綻がないようにスムースに変換をかけるという特徴も持っている。

ディストーム

・機能強化が行われた「TriCaster 460」
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ブースに展示されていた3Play 4800(写真左)とTriCaster 460(写真右)

TriCaster 460と3Play 4800が展示されていた。NewTekは、今年のNABで新モデル「3Play 440」を2014年5月より発売開始することを発表したが、「新製品は間に合わない」とのことで展示はされていたなかった。NewTekは、今年のNABでTriCasterの最新ソフトウェアも発表した。デモ機のTriCaster 460にはこの最新ソフトウェアがインストールされた状態だったので、新機能を紹介してもらった。

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赤い丸が付いているのが収録中のサインだが、それらのファイルを再生することができるようになった

最新ソフトウェアの注目点は、追いかけ再生の対応だ。収録をしながら、再生がその場でできるようになった。また、NewTekはこれまでもさまざまなメーカーとデベロッパーネットワークを実現していたが、今年のNABではさらに22社との新しいサードパーティとの連携を発表した。例えば、ProMAXのNASのサーバを使ってTriCaster 460であれば4チャンネル同時にネットワーク越しに収録しにいくことができるようになった。そこから同時に再生することも可能だ。

EditShareの共有サーバでも、それができるように強化されている。また、放送用のグラフィックスソリューションを提供しているVizrtや、リアルタイム3Dグラフィックスやバーチャルセットソリューションを提供しているBrainstormなどのグラフィックスをそのままTriCasterにもっていくことができるなど、新しい機能がいろいろ追加されている。新バージョンは今月前に米国でリリース予定。国内ではその後テストをして来月中ぐらいにはリリースができるのではとのことだ。

平和精機工業

・小型カメラ用三脚システム「ALLEX」
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小型カメラ用三脚システム「ALLEX」

NABで初公開された小型カメラ用三脚システム「ALLEX」が展示されていた。ALLEXは、75mmボールヘッドの「ALLEX H」、75mm三脚の「ALLEX T」、長さ800mmのスライダーの「ALLEX S」の3つの商品から構成されている。特徴は、通常の三脚にスライダーが搭載できるところだ。従来、三脚メーカーは三脚、スライダーメーカーはスライダーという形で、それぞれのメーカーが独立をしていたことが多かった。

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ヘッドを2つ使うことによってこういった角度でスライドさせて使うことも可能だ

そのために、なかなか一致した動きというのができなかった。ALLEXは1つのメーカーで三脚とスライダーを同時に手がけることによって高いレベルでのパン、チルト、スライドの3つの動きを1つのセットで体感できるようにしている。具体的には、従来スライダーは横にスライドさせて使うが、ヘッドを2つ使うことによって、スライドの動きを斜めに動かすことが可能になっている。

三脚の「ALLEX T」は、従来のモデルに比べて、留めのところを見直すことによって耐加重を向上させている。スライダーとの運用が簡単にできるようにミッドスプレッターの伸びが従来モデルよりもかなり大きな形で運用できる形になっている。

ヘッドの「ALLEX H」もいろいろな特徴をもっている。スライドプレートには、RS PLUSで採用した素早いセッティングが可能なワンタッチアタッチメント&リリースが採用されている。従来のエントリーモデルにはなかったLED照明付き水準器を採用しているのも特徴だ。スライドプレートには前後のスライド、ねじのスライドがあり、従来モデルよりも、前後バランスが非常にとりやすくなっている。スライドプレートの下には3/8インチのねじが収納されている。水準器はLED搭載になっていて、一回押すと明るくなり、暗いところでもセットアップが可能だ。

スライダーの「ALLEX S」は、テーブルトップで使った場合の最大搭載重量は15kgだ。ボールヘッドを載せて運用したときに、違和感なくスライドのほうに移行できるようにボールベアリングに特殊なグリスが中に入っており、それがヘッドと同様な粘りを出すことに成功している。ボールマウントが付いているので、75mmボールにもつけることは可能だ。

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銀色のツマミがフリクション

スライドの動きに関しては、側面のフリクションで調整ができるフリクションツマミで調整が可能だ。また、側面2つの六角ねじを緩めると、ボールベアリングのアタリを調整することができるようになっていて、スライダーでありがちなガタツキといったメンテナンスもワンタッチでできるようになっている。ブレーキツマミでスライドの動きをロックすることが可能だ。また、脚も搭載されていて、水平がとれるように高さの微調整ができるようになっている。

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黒いツマミがブレーキだ。他社と違ってフリクションと独立している

ALLEX S KITは、定価が105,000円。ヘッドのALLEX Hは28,000円。スライダーのALLEX Sは60,000円。スライダーを除いたALLEX KIT三脚システムは50,000円となっている。出荷は、今年の8月を予定している。

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六角レンチを使って車輪のがたつきを調整できるようになっている

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他社は足の長さで水平出しをしなければいけないが、ALLEXはハーフボールが付いていて三脚に乗せて簡単に水平出しができるようになっている

オートデスク

・Final Cut Xとの連携を強化した「Smoke 2015」
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Timeline FXにはエフェクトツールが新しく追加された

ブースではSmoke 2015のデモが行われていた。今までもSmoke 2015はTimeline FXが搭載されていたが、機能的に増えるなどの再設計が行われた。2D TransformやBlurが追加されたり、今までAxisというのが搭載されていたがそれをばらしてシンプルにして3Dの合成のノードを追加したりして、タイムラインでより使いやすいように改善された。

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3Dトラッキングが追加された。画面上のブルーの四角がアナライズ結果。3Dのオブジェクトなどをシーンに違和感なく追加することが可能になる

新機能として3D Trackerが追加されたことはおおきく、これはFlameでもっているものとまったく同じものだ。さらに、Final Cut Pro X向けにXMLのサポートが強化されている。速度変更、位置、回転、スケーリング、合成モード、透明度をより正確に変換したり、ARRI ALEXA ProResファイルをコンフォームできるようになった。またsmokeシーケンスをQuickTimeメディアファイルが付随した形でXMLフォーマットにエクスポートできるようにもなった。そしてなんといっても話題なのが、一定期間利用できるライセンス形態「Desktop Subscription」が導入されたことだ。1ヶ月が32,000円、3ヶ月が80,000円、1年が255,000円となっている。従来の永久ライセンス販売は終了となった。従来の永久ライセンスは535,000円だったことを考えると、断然導入しやすくなったといえるだろう。

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XMLのサポートが改善された。SmokeのシーケンスをQuickTimeメディアファイルともに関連付けられたXMLファイルがエクスポートすることができるようになった

ただし、大きなポイントとして「smoke 2015はよりシンプルに使いやすく」ということを念頭において開発をされており、従来の永久ライセンスと一部差をつける部分もある。smokeには兄弟のFlameという存在がいて、ずっとFlameとの互換というのを念頭において開発されてきた。しかし、ワールドワイドのsmokeのユーザーの意見を聞いてみると、Flameとの連携をあまり気にしていないという意見が多かったので、その部分をあえて外し、独立してこの新しい価格が誕生したという。また、大概のアプリケーションはプラグインを一緒に購入するということがあるが、その部分は非常に高価だ。その部分のサポートをレンタル版は外しているという。

・4K対応ツールセットと機能拡張を実現した「Flame 2015」
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4Kなど高解像度の素材を効率的に活用するための機能が備わった「Flame 2015」

Flame 2015も新しくなっている。新バージョンの注目は、Flame PremiumにFlame Assist機能が追加されたところだ。プロジェクトセットアップ、メディア管理、拡張コンフォーム、アーカイブ、復元などの時間がかかるサポートタスクを実行するためのMacで使えるソフトだ。それ以外では、4KとUltra HDワークフローに対応するようになり、4K/UHD素材のSDIによる50p、60pでのリアルタイムモニタリングと再生ができるようになった。マルチGPUにも対応することで、ショット、シーケンス、バッチ設定をレンダリングのために2枚目のGPUに送り、フォアグラウンドでは別のタスクをインタラクティブに処理し続けることでレンダリングの高速化を実現するようになったなどの強化が行われている。

西華デジタルイメージ/レッドディジタルジャパン

・次世代型LEDライト「ANOVA」
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数々の照明機材賞を受賞したROTOLIGHTの次世代型LEDライト「ANOVA」

数多くの機材が展示されていたが、その中でも注目の新製品は、イギリスのメーカーROTOLIGHTの次世代型LEDライト「ANOVA」だ。非常に演色性が高くて、R9の赤の部分は競合製品よりも優れている。Wi-FiでDMXコントロールが可能で、さらに有線で他社とつなげれば他社のものもWi-Fiで操作ができるようになるという特徴を持っている。これは世界初の機能だ。

・低価格のレンズコントロールシステム「compact ONE」
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フォーカス合わせをサポートするエントリーレベルの1軸制御システム「compact ONE」。右下のものがコンパクトなワンハンドユニット。REDに受信ユニットを設置して操作できるようになっていた

C-Motionブランドの低価格なレンズコントロールシステムが展示されていた。C-Motionにはフォーカス、ズーム、アイリスの3チャンネル版がリリースされているが、値段的な問題でなかなか購入しづらかった。新製品の「compact ONE」は、定評のあるC-Motionブランドでありながら1チャンネルでローコストを実現しているというのが特徴だ。無線だが従来のハンドルにつけるENGタイプなどオプションが豊富なのも特徴だ。

スターコミュニケーションズ

・TVU TE4200/TVU TX3200
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TVUPackシリーズの新製品、ラックマウント型トランスミッター「TVU TE4200」

NABで新しく展示されたTVUPackシリーズの最新製品が展示されていた。TVUというとリュックタイプの背負うものを連想するが、新製品はフロントパネル操作のラックマウント型トランスミッター「TVU TE4200」だ。車に積んで使用するようなタイプのもの。操作は基本的には電源を入れるだけ。エクステンドをして、USBのモジュールでモバイルなどの回線をつなぐだけ。従来のリュックが据え置き型になったというイメージの商品だ。主にテレビ局といったところがターゲットとなる商品だろう。ラックマウント型レシーバー/トランシーバー「TVU TX3200」も展示されていた。従来のレシーバーに比べ大幅なサイズダウンを実現しているというのが特徴だ。

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こちらはラックマウント型レシーバー/トランシーバー「TVU TX3200」



txt:和田学 構成:編集部


Vol.06 [After Beat NAB Show 2014] Vol.08
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[ DATE : 2014-05-27 ]
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