PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  • imgInstagram
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.13 富士フイルム、100メガピクセルのラージフォーマットミラーレス…
Special

Vol.13 富士フイルム、100メガピクセルのラージフォーマットミラーレス「GFX100」やシネマカメラ用ズームレンズ「Premista」を展示

2019-07-03 掲載

txt・構成:編集部

話題のラージフォーマットミラーレスカメラとシネマカメラ用ズームレンズ「Premista」との組み合わせがユニーク

富士フイルムブースの注目は、NABで発表されたラージフォーマットセンサーに対応するシネマカメラ用ズームレンズ「Premista28-100mmT2.9」の展示だ。焦点距離28-100mmをカバーする標準ズームレンズで、対応イメージサイズは、46.3mm、全域でT2.9の明るさを実現し、かつ小型軽量を実現しているのも特徴だ。

ラージフォーマットセンサー対応のシネマカメラ用レンズ「Premista」。左が現在開発中で2019年中に発売予定の「FUJINON Prermista80-250mmT2.9-3.5」。右が2019年8月に発売予定の「FUJINON Premista28-100mmT2.9」

その中でも対角55mmのラージフォーマットミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100」と組み合わせた展示が目を引いた。GFX100は、一億画素撮影が可能なスチル撮影は有名だが、動画撮影もHDMI経由では4K30P 4:2:2 10bit、SDカードへの記録には最大400Mbpsで4K30P 4:2:0 10bitの出力が可能で、素晴らしい機能を持っている。アスペクト比によって上下はカットされるが、それでも幅44mmを使って4K30Pの画が撮れるのは魅力だ。

気になるは、大型のイメージセンサーを持つGFX100をPremistaはカバーできるかだ。Premistaが公称するイメージサイズは46.3mm。実際にはもうちょっと大きめをカバーできるというが、それでもPremistaのイメージサイズが少し小さい。GFX100の17:9画角で撮るとぎりぎりカバーできるが、ワイド端では絞りを11にするとケラレが見えてしまうという。ただし、事前に焦点距離を決めて、ケラレないことを確認したうえならば、ほぼ問題なく使えるのではないかとのことだ。

PremistaとGFX100は夢のような組み合わせだ

ちなみに、PLマウントはフランジバックは52mmで、GFXのフランジバック26.7mmよりも長い。そこで、PremistaのレンズとGFX100のボディの間にアダプターを導入することで、Premistaを使えるようにしている。ブースの展示機は、スイスのカメラメーカーAPLPAが開発したGFX 100専用のアクセサリー「ALPA XO」のマウントアダプターを使用。こちらもCine Gearでプロトタイプを初公開したばかりで、アルミニウム削りだしで作られたケージ、モジュラーチタンロッド(15mm)、トップハンドル、ステンレス製のシム対応のPLマウントで構成されている注目製品だ。

しかし、この組み合わせの価格は、GFX100は約120万円でPremistaは430万円。冷静に考えてみると、カメラとレンズの値段のギャップが激しい。GFX100とPremistaを積極的に組み合わせて撮る方がいるかというと疑問の残る組み合わせだが、興味の引くソリューションであることは間違いない。

ケージ、モジュラーチタンロッド、トップハンドル、PLマウントのGFX100用アクセサリー「ALPA XO」も展示の見どころになっていた

映画「トップガン2:マーべリック/Top Gun : Maverick」の撮影監督を務めるクラウディオ・ミランダ氏も富士フイルムブースでPremistaとGFX100の組み合わせを興味深そうに見ていた

PremistaとソニーVeniceの組み合わせ。もっとも定番的な組み合わせといえるだろう

デジタルカメラ「Xシリーズ」FUJIFILM X-T3とMKX18-55mmT2.9を展示。Tiltaのワイヤレスレンズ制御システム「Nucleus-Nano」と組み合わせて展示が行われていた

ブースでは「Check&Clean」と呼ばれるクイックメンテナンスサービスも行われていた

46倍のレンズと組み合わせたヘリコプターの空撮撮影向けアプリケーションを展示

テレビ放送用のレンズとVARICAMを組み合わせた展示も興味深かった。エクスパンダーを使って2/3インチのレンズ「UA46×9.5BERD」をスーパー35のカメラ「VARICAM LT」に取り付けて展示が行われていた。アダプターは、武蔵オプティカルのB4マウントレンズを大判センサー搭載カメラに装着するための「4K beyond OptMag plus」。46倍のレンズと組み合わせは、ヘリコプターなどの空撮撮影を実現するアプリケーションとして使われるという。このような特殊な組み合わせもCine Gearならではの展示だ。

46倍との組み合わせはヘリコプターの空撮に最適

txt・構成:編集部


Vol.12 [Digital Cinema Bülow VIII] Vol.14

[ Category : , ]
[ DATE : 2019-07-03 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

特集記事

GH world
正式に発表されたパナソニック「GH5 II」と「GH6」。実機やインタビューを通して、GHシリーズの今後の展開を占う。
Virtual Production Field Guide Season2
バーチャルプロダクション特集のSeason2。引き続き国内の最新の動向やワークフローを追う。
ARRI, my love
映画機材界の雄であるARRI。日本での販売拡大に注目されるARRIの歴史から実用例までフィーチャーする。
SXSW2021
3/16~20日にオンライン開催となった「SXSW2021」をレポートする。
Virtual Production Field Guide
国内のバーチャルプロダクションの展開と、映像制作ワークフローへの影響について紹介
CP+2021
オンライン開催のCP+2021で発表された新製品をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流:NewTrend 2021編
2020年末から2021年に発売されたレンズ新製品をピックアップする。
映像基礎講座 Episode 2
2020年8月に公開された特集「映像基礎講座」続編。引き続き映像の基本や基礎知識を学ぶ。
CES2021
オールデジタルのオンライン開催となったCES2021をレポートする。
年末イッキ読み!
2020年に話題になった製品の特集やコラム記事をまとめて振り返る。
PRONEWS AWARD 2020
激動の1年となった2020年の映像業界を、PRONEWS編集部が総括する。
2020年11月特集:[再現:Inter BEE 2020]-Web Trade Show- 再現:Inter BEE 2020-Web Trade Show-
11月18日(水)からオンライン開催されるInterBEEを解説する。
Inter BEE 2019 ぼくらのEDIUS X
約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる「EDIUS X」の魅力を紹介。
InterBEE 2019の歩き方 Broadcast & Cinema EXPO 2020
映像制作者、映像業界関係者向け情報イベント配信番組。
ATEM WORLD ATEM WORLD
ラインナップ充実のATEM Miniシリーズの選び方や使いこなしをご紹介。
  1. トップ
  2.  > 
  3. 特集
  4.  > 
  5. [Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.13 富士フイルム、100メガピクセルのラージフォーマットミラーレス…