米Avid社は、自社のモーショングラフィックシステム「Deko」の機能を編集システム側でもシームレスで使えるようにする新しいAVX™2プラグイン「PostDeko™ for Editors」を発表した。

PostDeko for Editorsは、オンエアグラフィックとプレ/ポストプロダクションの作業効率性を上げるために登場したもの。モーショングラフィックを変更する際、Dekoシステムから転送されてきたグラフィックを既存のものと置き変え、そのファイル全体を再レンダリングするといった、時間のロスから解放されるという。

Avid PostDekoのインターフェースからグラフィックをインサートするだけでオリジナルのクリップに反映させることができるもので、Avid® Media Composer®とSymphony™ (バージョン3以降)とNewsCutter(バージョン7以降)と連携する。

このAVX2プラグインにより、Avid編集システムのタイムライン上でDekoモーショングラフィックの作成・編集が行えるようになる。 PostDeko for Editorsは、シングルライセンス・バージョン(3000ドル)のほか、5ユーザー用フローティングライセンス・バージョン(15000ドル)もリリースされている。