オートデスク株式会社 メディア アンド エンターテインメント(東京都中央区、以下:オートデスク)は、2009年2月20日株式会社ポスト・プロダクション・センターのサービス強化において、多数のオートデスク製品が採用されたことを発表した。

ポスト・プロダクション・センターは、ビジュアルエフェクトシステムAutodesk® Flame®と、各オンライン編集室を繋いで高効率なメディアマネージメントを可能にするソフトウェアソリューションBackdraft® Conformを最新バージョンである2009 Extension 1にアップグレードした。同時に最新のHP社製プラットフォームに更新しており、パフォーマンスも大幅に向上しているという。

さらにAutodesk® Flint®、Autodesk® Lustre®カラーグレーディングソフトウェアを追加導入した。これにより、同社におけるオンライン編集室は、従来からあるAutodesk® Inferno® 、Smoke® 各1部屋を合わせ、計7部屋となった。

Inferno、Flame、Flint、Smoke、Backdraft Conformの最新バージョンである2009 Extension 1は、Lustre 2009と共通のプラットフォームをシェアすることが可能となっている。これにより、それぞれのソフトウェアをシームレスに連携させながら、効率的・効果的にフィニッシングを行うことが出来る。

ポスト・プロダクション・センターは、あらゆる角度からコストダウンが求められている経済状況に迅速に対応するため、同じTYOグループで撮影を手掛ける株式会社CRANKとともに、効率的なプロダクションワークフローの構築を行っている。そのコアとして、オートデスクシステムを強化。RED OneおよびSony F35等による撮影の増加に効率的に対応する、コマーシャル制作のためのDI (デジタルインターメディエイト) 編集室をオープンする。

編集室の構築に際し、オートデスクシステムを導入した理由は、オートデスク製品ならば、ソフトウェアをアドオンすることで大幅な機能追加が可能である点が大きいという。同社は、現在カラーグレーディングのみを専任で行うカラーリストがいないため、高価なカラーグレーディングシステムの購入は難しい。その点、オートデスク製品ならば、将来カラーグレーディングの作業が増えた場合、ハードウェアを追加導入するだけで、単体のカラーグレーディングシステムとして運用することも可能となる。

また、Lustreのインターフェイスや、使い勝手も、InfernoやFlame、Smokeを使用しているエディターにとって非常に馴染みやすく、従来のフィニッシングプロセスに、効率良くカラーグレーディングの利点を追加することが出来る点も、採用に至った理由。

ポスト・プロダクション・センターの新しいフロアは、本社ビル(南麻布渋谷ビル)5階で、2月27日にオープンハウスを開催。本格運用は3月2日から開始する予定。Lustreは試験運用を経て、サービスを開始する予定となっている。