全米8位の映画館チェーンであるHollywood Theaters(全米529スクリーン)が、デジタル化を図り、ソニーの4Kデジタルシネマプロジェクターを167スクリーン(13サイト)に導入していくことが明らかになった。このうち、53スクリーンには、RealD 3Dフォーマット対応の3Dプロジェクションレンズシステムを搭載したプロジェクターが採用され、今後3Dシアターとして繰り広げられる。

Hollywood Theatersの最高執行責任者のクライド・コーネル(Clyde Cornell)氏は、「ソニーの4K技術により、お客様は、鮮やかな色で正確で見たままの画を再現する、最高レベルの解像度・高コントラストの従来にない動画を見る機会を得られる。」とコメントを寄せている。

ソニー製デジタルシネマプロジェクター『SRX-R220』は、フルHD(High Definition)の4倍を超える約885万画素(4,096×2,160)の高解像度4K映像を投影する。このプロジェクターに同社製の3Dプロジェクションレンズユニット『LKRL-A002』または『LKRL-A003』と、米国RealD社の3Dデジタルシネマシステムを用いることで3D上映が実現する。

尚、ソニーは、米国市場で従来機種「SRX-R220」から大幅な小型化を図った、デジタルシネマプロジェクター「SRX-R320」を11月に発売することも発表している。