ティアック株式会社(東京都多摩市)は、AV機器組み込み用のATAPI内蔵型DVD-ROMドライブ『DV-5010A』およびCD-ROMドライブ『CD-5010B』を発表した。

新たに発表されたこのドライブ製品は、さまざまなチップセットでサポートされ、AV機器用では主流とされているATAPIインターフェースを採用している。高さが1.6インチのハーフハイトメカを採用しており、ハーフハイトドライブ搭載機器であれば、ごくわずかな修正でドライブの置き換えができるという。

『DV-5010A』は最大32倍速のCD読み込みに加え、最大8倍速のDVD読み込みにも対応したATAPI DVD-ROMドライブ。音楽CDの取り込みや、DVDビデオの再生をサポートしたオーディオコンポ等に適している。

『CD-5010B』は、最大32倍速でCDを読み込み可能なATAPI CD-ROMドライブ。オーディオPC、ハードディスクコンポ等のオーディオシステムに適したCD-ROMドライブとなっている。

ティアック社のドライブ製品は、設計から生産までを自社で一貫して行っており、個別カスタマイズ対応、長期供給が可能となっている。