米ウォルト・ディズニー社は現地時間2月25日に、10歳以下の子供を対象にしたソーシャルネットワークを繰り広げている米Togetherville社を買収することを明らかにした。買収条件の詳細などについては明らかになっていない。ディズニー社は、こういったネットワークやモバイル関連企業に投資をすることに焦点を置いており、反対に最近まで盛んであったコンソールベースのビデオゲーム開発は停滞気味である。

昨年においては、ソーシャルゲーム開発会社のPlaydomを5億6300万ドルで、またモバイル用音楽ゲーム開発社のTaplous社を買収している。Togethervilleは、6歳から10歳くらいまでの子供を対象にしたソーシャルネットワークとして2009年より運営を開始した。Togethervilleでは、子供達はゲームやビデオを観賞したり、また親の承認の下、メッセージやコメントを送ったりできる。

フェースブックと類似した機能を持っているが、年齢制限やペアレンタルコントロールが強化されており、子どもが友人になった相手についてはすべて親側で承認する仕組みとなっている。相手の親とはFacebookを通して繋がることができる。ただし、学校の友達に関しては、親同士がFacebookで繋がっていなくてもコミュニケーションがとれるようになっている。