株式会社テクノロジーネットワークス(東京都港区)は、鳥取中央有線放送(TCC)が開始したデジタルコミュニティチャンネル(自主放送)でのデータ放送サービス向けに「天気情報」や「占い」、「今日の出来事」などのコンテンツを提供すると発表した。

TCCではデータ放送サービスの開始にあたり、テクノロジーネットワークスの「データ放送コンテンツフィードサービス」を採用した。「今日の記念日」や「今日の花言葉」など日替わりで内容が更新されるコンテンツを充実させ、視聴者が毎日楽しめる構成にしたという。

テクノロジーネットワークスでは、「データ放送ASPサービス」として、データ放送設備の運用も含める形で、天気情報や道路交通情報、行政・生活安全情報などのコンテンツ提供を行っている。同社内にコンテンツ収集サーバ・BML合成サーバ、送出系センター設備などのデータ放送の設備を構築してケーブル局のコンテンツを管理・送出するため、ケーブル局側では、導入費用や運用費用を低く抑えることができる。また、TCCが採用した、データ放送を開始しているケーブルテレビ局がコンテンツだけを調達することができるサービス「データ放送コンテンツフィードサービス」もある。

提供コンテンツはテクノロジーネットワークスのデータセンターに設置されるサーバからケーブルテレビ局の送出サーバへARIB規格のBTFデータを直接送信するため、ケーブルテレビ局側ではデータ変換をする必要なく、そのまま放送することが可能。