ソニーは、ハンディカム、サイバーショット、ブロギーなど、この春に発売される民生用デジタルイメージング製品を発表した。

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注目は3D撮影に対応した、フルハイビジョン3Dハンディカム『HDR-TD10』。広角29.8mmのソニー『Gレンズ』と、1/4.0型総画素420万画素(有効199万画素)の裏面照射型CMOSセンサー”Exmor R”、高速画像処理エンジン『BIONZ』(ビオンズ)を各々2つずつ搭載し、左右とも1920×1080のフルハイビジョン映像を記録。液晶パネルは裸眼3D視聴に対応する3.5型122.9万ドットの高解像度タッチパネルエクストラファイン液晶を搭載。高額手ブレ補正「アクティブモード」機能や10倍ズームも搭載している。4月発売予定で市場推定価格は15万円前後になる模様。

ハンディカムシリーズでは新たに5機種を発表。今回より新開発の16:9サイズの”Exmor R”CMOSセンサーを搭載し、5.1chサラウンドサウンドマイクロホン、フルデジタルアンプ”S-Master”を搭載する等、オーディオ面にもこだわった製品が登場した。また世界初のプロジェクター機能を搭載した『HDR-PJ40V』(2月25日発売予定)なども登場。投影距離3mで約60V型までの画面サイズが投影出来る。

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ソニーマーケティング(株)コンスーマーAVマーケティング部門
デジタルイメージングマーケティング部
統括部長 下野 裕 氏

ネット映像などを手軽に撮影〜配信できる『Bloggie(ブロギー)』もラインナップを一新。特に3D撮影が可能なBloggie 3D『MHS-FS3』(4月発売予定)は、2眼2イメージセンサーでサイドバイサイド方式により3D映像を撮影可能。2.4型液晶モニターも裸眼3D対応、HDMI経由で3Dブラビアなどでも3D映像が楽しめる。

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デジタル一眼レフカメラのαシリーズでは、NEX-5のゴールドの新色が出た他、新たなアクセサリーとして、クリップオンLCDモニター『CLM-V55』(3月10日発売予定)が発表。5.5型WVGA(800×480)液晶を搭載、HDMI端子からライブビュー機能をαシリーズカメラなどから映像を出せる。ホットシューにそのまま装着でき、前後90°/左右約180°の角度調整可能、ピーキング機能やピクセル拡大機能なども搭載、また下部を外せば三脚用のネジ穴もあるので別途立脚でも使用できる。価格は42,000円(税込)。

各製品の詳細情報はソニーの製品情報サイトまで。