キヤノンは、2/3型センサーを搭載した放送用4Kカメラに対応する、光学性能を持つ高倍率・長焦点の放送用フィールドズームレンズを開発していることを発表した。試作機が2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2015の同社ブースにて展示予定だ(セントラルホール/C3628,C4325)。

本製品は、放送用スタジオ/フィールドレンズ「DIGISUPER」シリーズの新機種。放送用4Kカメラに対応する光学性能を実現しながら、これまでのHD対応機種同等の運用性・操作性を確保する仕様・サイズを実現しているという。製品の詳細な仕様や価格などは未定だが、同社の光学技術を結集させた、4Kを含む次世代放送用カメラへの対応機種を今後「UHD-DIGISUPER」シリーズと位置付け、その初号機を2015年末に製品化する予定だ。