米ソニーエレクトロニクスは14日、米国テキサス州で開催された「CEDIA Expo 2015」に合わせて、4240万画素の裏面照射型CMOSフルサイズセンサーを搭載した「RX1R II」を発表した。Exmor R 35mmフルサイズセンサーというα7R IIと同スペックのセンサーを採用した、サイバーショットDSC-RX製品ラインの最高峰という位置づけになる。

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RX1R IIの画像処理エンジンはBIONZ Xを採用。ISO感度(静止画)は最高ISO25600で、ISO102400まで拡張可能。

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レンズは、RX1/RX1Rと同様、大口径の固定焦点距離ツァイス・ゾナーT*35mm F2を標準に持つ。マクロモードは14cmから

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399点の面位相検出という従来よりも広い領域での位相検出と、25点のコントラスト検出をするファストハイブリッドAF機能により、RX1/RX1RモデルよりもAF速度を30%向上させたとしている。またAF-S(シングルショットAF)に加えAF-C(コンティニュアスAF)モード、そして5コマ/秒のAF追従の連写機能も搭載。

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そして最大の特徴として、可変式の光学ローパスフィルターが上げられる。2枚のローパスフィルター間にある液晶を電気的に制御することでローパスフィルターの効果を変える仕組み。

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効果は、解像度を優先する“オフ”、ローパスフィルターの効果を弱める“標準(Standard)”、モアレを目立たなくする“高(High)”から選択できる。さらにこのローパスフィルター効果と一緒にブラケティング撮影も可能。

そのほかの機能の特徴として、ダイナミックレンジ機能にはダイナミックレンジオプチマイザーでダイナミックレンジを設定でき、またオートHDR機能も対応している。ホワイトバランスの調整には、RX1Rと比較してアンバー/ブルーが2倍、グリーン/マゼンタが4倍のステップ域でより微調整が行えるようになっている。撮影モードにパノラマ撮影が可能。

静止画の記録フォーマットには14bit RAW(Sony ARW 2.3)も可能。動画はMP4のほかにXAVC SとAVCHDフォーマットで記録できる。記録メディアはメモリースティックとSDフォーマットが可能。

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ポップアップ式のビューファインダー(EVF)を採用。EVFは、236万ドットの有機ELで倍率は0.74倍。チルト可動式の背面モニターは3型120万ドット

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外形寸法は113.3mm×65.4mm×72mm、重さ507g(バッテリーおよびフラッシュメモリ含)

米国での価格は3,300ドルで、11月に発売を予定している。日本国内での発売は未定。

(山下香欧)