提供予定作品「リップヴァンウィンクルの花嫁」 © PVWフィルムパートナーズ

株式会社NTTぷららとドルビーラボラトリーズの日本法人ドルビージャパン株式会社は、NTTぷららが運営している映像配信サービス「ひかりTV」において、2017年9月14日より、ドルビーが開発した多次元サウンドを楽しめる音響技術「ドルビーアトモス」対応のテレビ向けビデオオンデマンド(VOD)作品の提供開始を発表した。対応端末は、LG Electronics Japan株式会社のOLED W7P/OLED E7P/OLED C7P。

ドルビーのHDR映像技術であるドルビービジョン対応の映画作品などを含め、10本程度のドルビーアトモス対応VOD作品を順次取り揃える予定。ドルビーアトモスおよびドルビービジョン両対応の作品を提供するのは、国内映像配信事業者として初めてだという。ドルビーの日本代表取締役社長 大沢幸弘氏は次のようにコメントしている。

大沢氏:昨年のドルビービジョン対応に引き続き、今年はドルビーアトモス対応作品の配信を開始してくださったことを大変嬉しく思います。市場でドルビーアトモス対応ホームシアターシステムやドルビービジョン対応テレビが普及してきた今、新たに「ひかりTV」で提供開始が決定したことは、コンテンツが本来持つクオリティを余すことなく、驚異的なエンターテインメント体験を提供する上で大きな前進となります。