PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [InterBEE2017]Avidブース、「DNxIQ」「DNxIV」の展示や「Media Composer | Cloud VM」を参考出展

News

[InterBEE2017]Avidブース、「DNxIQ」「DNxIV」の展示や「Media Composer | Cloud VM」を参考出展

2017-11-30 掲載

Avidブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

ゼロクライアントでMedia Composerを動作する「Media Composer | Cloud VM Option」を参考出展

アビッドブースでは、ビデオ、オーディオ、グラフィックスの3つのコーナーに分けて展示。ビデオコーナーの注目はIOデバイスの展示だ。11月15日に発表したIPインターフェイス搭載の「Avid Artist | DNxIP」は展示されていなかったが、NABで発表した「Avid Artist | DNxIQ」やIBCで発表した「Avid Artist | DNxIV」の展示は行われていた。

奥のIOデバイスが「Avid Artist | DNxIQ」で、手前のIOデバイスが「Avid Artist | DNxIV」

「Avid Artist | DNxIQ」は、Thunderbolt 3とPCIe 3をサポートし、SD、HD、2K、UHD、4Kコンテンツのキャプチャやモニター、出力を特徴とするIOデバイス。一方、「Avid Artist | DNxIV」は、AJAのIo 4K PlusにAvidの仕様に準拠したアナログマイク向けの内蔵オーディオ入力端子を追加したIOデバイスだ。

DNxIQは2RUラックマウント型でコンポーネントとXLRコネクタといったレガシー接続のインターフェイスを持っており、DNxIVはSDIと8チャンネルサラウンドモニタリングやノートパソコンで作業をするのに便利な小型でポータブルなところが特徴といえるだろう。

Io 4K Plusとほぼ同一だが、DNxIVはパネルの前面にアナログマイク向けの内蔵オーディオ入力端子を搭載している

「Media Composer | Cloud VM Option」の参考出展も面白い展示で、いつもデモ機のまわりに人の輪ができていた。「Media Composer | Cloud VM Option」や「MediaCentral | Cloud UX」を米国に設置しているMicrosoft Azureのクラウド環境で動作させて、そのサーバーに幕張からアクセスして作業をするデモが行われていた。

ゼロクライアント上で動作するMedia Composer | Cloud VM Optionで、HDの編集が体験できるようになっていた

アビッドブースでは、ゼロクライアントと呼ばれるOSレスでネットにつながるだけの端末「HP t310 G2 Zero Client」を使用していた。ゼロクライアントにはMedia Composerは入っていないが、普通に編集作業を行うことができていた。

インターネット経由で海外のサーバーにアクセスしているためか、レスポンスは若干の遅れがあるが、通常のドラマの編集などを行うぐらいならば十分に使える感じだ。素材はすべてサーバ側で管理されており、幕張側の端末からクリップを足すことはできない。また、マスモニにも繋げたり、IOなどのデバイスをつなぐこともできない。SDIに出力することはできないが、フルスクリーン再生などは可能だ。

これまでの番組のオフライン編集というのは、オフライン用の素材をハードディスクに入れて各自に配布をして作業を行っていた。しかし、クラウドの環境になれば、Media ComposerをインストールしたノートPCを持ち歩いたり、素材を各自にコピーしなくてもよい。データをクラウドに準備するだけで関係者は作業ができるようになる。

また、作業用のノートPCが5台や10台にもなればメンテナンスの維持費もかかる。それがMicrosoft Azureの契約の部分に置き換えることができ、管理が楽になるメリットもある。端末のバージョン管理もすべて統一でき、素材の流出もない。そして、最大のメリットは端末の価格だろう。アビッドブースのデモに使っていたクライアントの場合は税別34,800円からだ。

税別34,800円より販売されているゼロクライアントでMedia Composerを動作させるデモが行われていた

スポーツ/ニュース/グラフィックスソリューションを展示

報道のコーナーでは、ニシコンの報道支援システム「Japrs」とアビッドのシステムが連携するインターフェイスソフト「JNews」の展示を行っていた。報道支援では、取材予定やュースCueシート作成までの一連の作業が行えたり、編集が終わると、送出サーバへのプレイリスト送信など外部機器との連携機能を搭載しているのが特徴だ。

アビッドの報道ソリューションとニシコンJaprsとの連携を展示

スポーツのコーナーでは「FastServe | Live Edit」を展示。サーバ本体はFastServe、コントローラはLive Editがセット商品になったもの。基本的には、中継車やスタジオサブでアビッドの編集機と接続し、生放送のスポーツ放送に対してスロー出しやハイライトパッケージを作ることができる。サーバはHDであれば8系統収録や再生ができ、使い勝手のよいインテリジェントコントローラで操作が可能。

「FastServe | Live Edit」のコントローラー。ライブ映像制作に最適化されている

多くのスタジアムで導入実績があるというアルタイムマルチスクリーンビデオウォールの「PowerWall」も展示されていた。たとえば、福岡のヤフオク!ドームでは、横長3面構成のスクリーンの左右に少し小さなスクリーンを配位しているが、PowerWallはこのようなモニターの構成でも対応可能。マルチ解像度出力や出力レイアウトを自由に設定できるの。

スタジアムクラスの大型ビジョンから放送・イベントスタジオセットまで多彩な映像演出を実現できる「PowerWall」

[ Category : , , ]
[ DATE : 2017-11-30 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[NAB2019:Avid]大規模チーム向けにカスタマイズ可能な役割ベースのユーザーインターフェースなどを搭載したMedia Composer 2019を展示

360°全天球動画 Insta360 ONE Xで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/An... 続きを読む

[InterBEE2018]Avidブース:4K/8K、クラウド、イマーシブオーディオなどを中心に、ニュース制作やオーディオ制作などのソリューションでブースを構成

Avidブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chromeブラウザおよ... 続きを読む

[NAB2018:Avid]リーズナブルな新型IOボックスや次世代Media Composerを公開

Avidブース動画 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google... 続きを読む

[NAB2018]Avidブース(動画)

NAB2018のAvidブース動画です。 ... 続きを読む

[InterBEE2017]ブラックマジックデザイン:グラントCEOはかく語りき〜Creative Firstの思い

InterBEE2017、今年も過去最大コマ数を誇り、絶好調なBlackmagic Design社グラント・ペティCEOが来日しているということで、夏のインタビューに続いて再度イン... 続きを読む

[InterBEE2017 360°VOYAGE]360°全天球動画でInterBEE会場をご紹介!

厳選360°全天球動画ブースレポート InterBEE2017の会場内で360°全天球動画をお届け!InterBEE2017に参加できなかった方も、会場の雰囲気を少しでも感じてい... 続きを読む

[InterBEE2017]EIZOブース:液晶としては驚きのHDR色再現。4K/HDR対応のリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3145」を展示

EIZOブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chromeブラウザおよ... 続きを読む

[InterBEE2017]AJAブース:IP経由の業務用ビデオ&オーディオIOデバイス「Io IP」を発表。ファームウェアをアップデートした「Ki Pro Ultra Plus」や「Io 4K Plus」なども展示

AJAブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chromeブラウザおよび... 続きを読む

[InterBEE2017]カールツァイスブース:レンズデータの出力に対応した「CP.3 XD」や軽量小型ズームレンズ「Lightweight Zoom LWZ.3 21-100mm」を展示

カールツァイスブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chromeブラウ... 続きを読む

特集記事

NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
いまだから知っておきたいフィルムの現状や伝統的な技術などを紹介する。
CES2019 CES2019
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2019をレポート。
PRONEWS AWARD 2018 PRONEWS AWARD 2018
2018年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
10万円以下のジンバル選び 10万円以下のジンバル選び
一層注目が増している小型カメラジンバルをDJIやZHIYUN、FEIYU TECH、FILMPOWERの4社5機種に渡って比較紹介。
Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編 新世紀シネマレンズ漂流:もの作りの現場から
「新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編」の続編。前回紹介することができなかったシネマレンズメーカーを取材。
Photokina2018 Photokina2018
ドイツ・ケルンメッセで開催されたスチルカメラの祭典 Photokina2018をレポート。
IBC2018 IBC2018
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2018をレポート。
映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し 映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し
「万引き家族」はいかにして生まれたのか?今回の特集ではその制作側を覗いてみる。
SIGGRAPH2018 SIGGRAPH2018
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2017をレポート。
BIRTV2018 BIRTV2018
中国・北京で開催されたアジア地区ではInterBEEと並ぶ大規模な放送機器展 BIRTVをレポート。

トップ > 特集 > [InterBEE2017]Avidブース、「DNxIQ」「DNxIV」の展示や「Media Composer | Cloud VM」を参考出展