Panavisionは、16Stopsで35Mピクセル、1600ネイティブISOに対応したラージフォーマットカメラ「Millennium DXL2 8K camera」を発表した。2月2日~3日よりイギリスのバタシーエボリューションで開催するシネマとテレビのプロデュースショー「BSC Expo 2018」にて展示を行う。

DXL2は、Panavision、RED Digital Cinema、Light Ironの3社の共同開発で開発された「Millennium DXL」を基盤に、DXLを使用した撮影監督者の意見を取り入れて実現したという。Panavisionの光学機器やカメラアーキテクチャー、RED MONSTRO 8K VVセンサー、Light Iron color2 science(LiColor2)をシームレスに取り入れているのを特徴としている。

DXLから画質とシャドウディテールを向上させており、1600ネイティブISOや16Stopのダイナミックレンジに対応し、ProRes 4Kを60fpsまで記録できる。

DXL2の前身であるDXLは、20以上の長編映画やテレビ番組、コマーシャル、ミュージックビデオに使用された実績があり、DXL2 cameraはPanavisionからレンタル可能。