右上の赤丸が試合映像の撮影、ライブ配信に活用された「Pixellot Standard」

株式会社朋栄の発表によると、同社が輸入取扱を行うイスラエルPixellot社のAIカメラシステム「Pixellot Standard」が、2018年7月7日~8日に、株式会社コミュニティネットワークセンター主催で行われたフットサル大会「CNCIケーブルテレビフットサルフェスタin Oasis21」において、試合映像の撮影、ライブ配信に活用されたという。同デモンストレーションは、名古屋テレビ放送株式会社(以下:メ~テレ)とCNCIが共同で実施し、朋栄は機材提供ならびに技術協力として参加した。

同大会は、U-8、U-10、U-12、U-14のカテゴリを対象にしたフットサル大会で、Pixellot Standardはフットサルコート脇にセッティングされ、約5mの高さから2日間で計45試合を撮影し、ライブ配信を行った。

今回の撮影について、メ~テレ 技術戦略部 原大智氏は次のようにコメントしている。

Pixellot Standardは、最低2名でセッティングでき、朝セットアップした後は、ほぼ一日中カメラマンなしでの自動オペレーションで撮影・配信が可能なため、運用の手間がないことを実感しました。屋外での利用でしたが、2日間トラブルなく配信し続けることができ、安定性にも優れています。

屋外では電源を確保することが難しいのですが、カメラ本体に電源を引かなくても良い点も、スポーツ中継に適した良いポイントだと思います。AIによる自動カメラワークということで、どのようなカメラワークになるか不安な点もありましたが、良い意味で期待を裏切る見やすいカメラワークを行なっていました。