写真左上「DSC-HX99」、写真右下「DSC-WX800」「DSC-WX700」

ソニーは、24-720mm(画角:35mm判相当)の高倍率ズームレンズを搭載し、一台で広角から超望遠までをカバーするデジタルスチルカメラサイバーショット「DSC-HX99」と「DSC-WX800」、「DSC-WX700」(WEB販売向け限定モデル)の3機種を2018年11月9日に発売する(予約受付開始は10月31日10時)。希望小売価格はすべてオープン。市場想定価格はDSC-HX99が税別60,000円前後、DSC-WX800が税別50,000円前後、DSC-WX70が税別48,000円前後。

3機種は、小型ボディに、広角24mmから超望遠720mmまでの領域をカバーするZEISS Vario-Sonnar T*の高倍率ズームレンズを搭載。光学式手ブレ補正の搭載により、高倍率ズーム時に起こりやすい手ブレも高精度に検出して補正するとしている。また、望遠時に動く被写体をフレーミングしてすばやく見つけ出せるズームアシスト機能を搭載している。

画素加算のない全画素読み出しによる4K(QFHD:3840×2160)動画の本体内記録が可能。4K映像に必要な画素数の約1.6倍の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力するため、このオーバーサンプリング効果により、モアレやジャギーが少なく高解像で高画質な描写が可能だとしている。また、4K動画から静止画を切り出すことも可能。加えて、HD映像で120fpsのハイスピード撮影にも対応。

ファストインテリジェントAFを搭載し、約0.09秒の高速AFを実現。検出した瞳に自動的にピントを合わせる瞳AF機能にも対応している。また、画像処理エンジンBIONZ XとフロントエンドLSIの組み合わせにより、最大10コマ/秒の高速連写を連続撮影可能枚数最大155枚まで実現。連写した静止画のグループ表示やグループ単位での削除にも対応。感度は最高ISO6400(拡張時)まで設定可能。

その他にも、RAW形式での記録(DSC-HX99のみ)や、タッチフォーカスとタッチシャッター(DSC-HX99とDSC-WX800のみ)、180°チルト液晶、Bluetooth経由での位置情報取得にも対応している。