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[InterBEE2018]富士フイルムブース:8K・4K対応レンズやさまざまな方向に投射できるプロジェクターを国内初出展

2018-11-15 掲載

富士フイルムブース動画

富士フイルムブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

スーパーハイビジョンコーナー

ブースの前面では、98インチのモニターに8Kカメラと富士フイルムの8Kレンズで撮影をした映像を公開。

98インチのモニターで8K映像を公開。8K映像の臨場感を体感できる

8Kのレンズのナインナップを展示。5モデルのラインナップ中のうち、4本が展示されていた。4KレンズにはUA70×8.7BEのような70倍のレンズがリリースされているが、8Kレンズになるとボックス型でも倍率は20倍になってしまう。しかし、フィギュアスケートやオリンピックですでに使われた実績があるという。

HP7.5X8.5、HP11X22.5、SK7.5X19.7、SK20X35の4本を展示

箱型ズームレンズに入るφ200mmの蛍石大口径レンズを展示。8Kレンズになると、関東平野にゴルフボール1個分に相当する面精度を実現している。

φ200mmの蛍石大口径レンズ

8Kカメラは各社から登場してきているが、8Kレンズをそのまま付けるとシステムサイズが大きくなってしまったり、システムコストが高額になってしまうため、富士フイルムでは、HK/ZKシリーズなどの4Kオーバーの実力を持っているレンズを8Kのカメラに付けて画を出して紹介。8Kの撮影でも機動性が活かせることをアピールしていた。

シャープの8Kカムコーダー「8C-B60A」にZK4.7×19の組み合わせ 池上通信機の8KカムコーダーにHK7.5×24の組み合わせ

新開発プロジェクター特設コーナー

親開発のプロジェクターも一押しの展示で、ブースでは日本初の実機での投影が行われていた。富士フイルムは、これまでプロジェクターを発売したことはなかった。放送用のレンズは認知度が高いが、プロジェクターのレンズの部分をOEMとして手がけるまでだった。しかし、設置場所が制約があって今までプロジェクターを使いたくても使えなかったお客様の悩みを解決したいという思いから開発にいたったという。

レンズの回転だけでさまざまな方向へ投写できるプロジェクター

特長は、首を振るところだ。プロジェクターを使いたい場合でも、スクリーン以外のところに投影する機会はどんどん増えていて、特にデットスペースを使って投影する希望が増えてる。そこで、富士フイルムのプロジェクターは首を振ることによって、縦、横の設置の制限をなくしている。縦画像、横画像もレンズ一つでスイッチができる。

「二軸回転機構レンズ」の搭載により、レンズを上・下・前・後・左・右の向きに切り替えることができるため、本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することが可能。角度は本体を90°動かせる。上下、上下、前後と。これすべてに対して、フリーで投影ができるのを特長としている。

正面の壁に投影 首を側面に曲げて壁に投影

画質面では、超単焦点レンズということで、75cmの距離から100インチの大画面を映し出すことが可能。このスペックは他社のプロジェクターメーカーでも実現しているが、富士フイルムのプロジェクターは端の歪みの少なさを実現している。

ターゲットは、店舗での大画面デジタルサイネージ、美術館・博物館での作品展示の空間演出など、設置スペースが限られた場所での投写や、天井や床などのスペースを有効活用した投写を想定している。

ブースでは、縦投影を三体並べて巨大な映像を実現。歪みがないので縦位置でこのようなことができる。ブースでは3台投影だったが、もっと並べて広い映像を実現可能とのこと。

縦位置に三台並べて、巨大な画面を投影

4Kレンズ撮影コーナー

4Kの46倍のズームレンズ「UA46×9.5BERD」が国内初出展。特長は4Kのポータブルレンズとして世界最高倍率を誇っていることと、独自開発の「セラミックボールローラー方式」による防振機構を搭載しており、像ゆれの際の効果が向上している。駆動部を今回新規開発しており、操作のスピードが向上している。

また、これまではテレ端からワイド端までのストロークがかなり広くて、手で送るときに2回ぐらい送らないといけなかったが、UA46×9.5ではほとんど一回で送れるぐらいの角度に改善されている。

広角9.5mmから望遠437mmまでの焦点距離をカバーする「UA46×9.5」

4Kレンズ性能体験コーナー

HDのカメラ「HDC-4300」2台に、片方はHDのレンズ「HA14×4.5BE」、片方に4K光学性能のポータブルレンズ「UA13×4.5BE」の違いをデモしていた。HDのシステムを運用されている方はまだ多いが、レンズをHDのから4Kに変えるだけでも十分に性能の差がでることを同じ条件、同じ距離でチャートを撮って紹介していた。

女性の顔に注目してほしい。女性の顔の左半分が4K、右半分がHD。4Kのレンズになるだけで、くっきりする。また、文字の周辺などは4Kレンズになるともやっとかかったような感じがシャープになる。2Kのシステムで運用されている方はまだ多いが、レンズを2Kレンズから4Kレンズに変えるだけでこれだけ映像が変わるということをアピールしていた。

同じ条件、同じ距離でチャートを撮影 女性の顔の左半分が4K、右半分がHD

Xシネマコーナー

富士フイルムは、X-T3やX-H1など動画機能を充実したデジタルカメラを出している。そういったデジタルカメラとMKXと呼ばれるシネマ向けの動画レンズを組み合わせて紹介。


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[ DATE : 2018-11-15 ]
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