3M/Eビデオスイッチャー HVS-2000

株式会社朋栄は、2019年5月30日(木)、31日(金)の2日間、仙台国際センター展示棟にて開催される「東北映像フェスティバル2019」に出展する。同社ブースでは、次世代制作環境の構築をサポートする最新の機器・ソリューションを出展する。主な展示内容は以下の通り。

(以下、同社プレスリリースより引用)

1.スタジオサブシステム

■3M/Eビデオスイッチャー HVS-2000
ライブイベントから、中継車、スタジオサブまでさまざまなシーンで活用できる24入力18出力のビデオスイッチャー。最大48入力18出力または40入力22出力まで拡張可能。3M/EオプションとMELite™を活用して7M/E相当の性能を発揮。各M/EにキーヤーとFLEXaKEY™をそれぞれ4つ搭載し、多彩な演出に対応。最大12入力の4Kスイッチャーとしても活用可能。

2.バーチャルシステム

■バーチャルスタジオ/リアルタイムCGシステム VRCAM-NX
バーチャルスタジオ運用とリアルタイムCG(RCG)運用の両方を実現。送出用ワークステーション1台で制御も兼ねるシンプルな構成と、送出用ワークステーションのパフォーマンスを有効に活かせるよう制御用PCを独立させる構成を選択可能。バーチャル運用では4K対応ソフトウェアクロマキーを利用可能にし、レイヤー機能も新たに搭載。シーンの組み立てや、カメラの動きに連動するCGと非連動のCGを直感的に切り分け可能。

■リアルタイムカメラトラッキングシステム StarTracker
天井や床にマーカーを貼るだけで、精度の高いフリーハンドカメラトラッキングを実現。一度設定すれば、電源オフ後も再設定することなく運用が可能。センサーユニットと共に、リアルタイム・ポジション・データを算出する小型プロセッサーを搭載。(英国 Mo-Sys Engineering社)

3.テロップ/ファイルベースシステム

■マルチチャネルビデオサーバー MBP-1000VS-G2
記録用SSDとハードウェアコーデックを搭載した3Uサイズビデオサーバー。ハードウェア構成により、HD最大8入力8出力が可能。グラフィックス送出機能を搭載しており、2系統のテロップ送出が可能。動画のプレイアウトに合わせてテロップ素材を送出したり、動画とテロップの合成出力も可能。

■キャラクタージェネレーター VWS-1000
MBP-1000VSシリーズと共通のプラットフォームを生かし、3Uサイズの筐体に、テロップ送出機能、動画送出機能、ミキサー機能を搭載。2系統のPGM V/K、PREV V/Kの送出、V/Kの静止画キャプチャーに対応したHDキャラクタージェネレーター。動画オプション実装時に、2系統のAVC-Intra 100のMXFファイルの動画送出にも対応可能。

4.VGI取扱製品

■高性能共有サーバシステム EditShare XStream EFS300
■ビデオ/オーディオ品質チェックシステム EditShare QScan
関連会社のビジュアル・グラフィックス(VGI)が高性能共有サーバーシステムを出展。3U筐体のEFS300は、シングルノードからスタートし、大規模なプロダクションニーズにも簡単にスケールアウト対応が可能。ファイルベースのQCツールQScanは、映像、オーディオのノイズチェック、パカパカ(フラッシュ&パターン)チェック、フォーマットチェック等の機能により、簡単かつ高速に映像品質のチェックが可能。(米国 EditShare社)

5.輸入取扱製品

■モバイル・トランスミッター Dejero EnGo/PathWay
H.264/H.265を使用した高品質なビデオエンコードを行い、複数IPネットワークを束ねた帯域上で効率的に伝送するモバイル・トランスミッター。カメラバッテリー部に取り付け可能なEnGoと、ラックマウント型で中継車利用が可能なPathWayをラインアップ。ニュース取材、スポーツ報道、ライブイベントなど幅広く活用可能。(カナダ Dejero社)

■H.264/H.265映像受信機 Dejero WayPoint
H.264/H.265を自動認識し、4台のモバイル・トランスミッターからの映像をデコードしてSDI出力する映像受信機。1Uサイズの筐体により、最小限のスペースで設置可能。(カナダ Dejero社)

■IPゲートウェイ Dejero GateWay Router
ネットワーク環境のない遠隔地でも、複数の携帯回線を使用して広帯域ブロードバンド環境を実現するIPゲートウェイ。モバイル・トランスミッターが映像伝送専用であるのに対し、GateWayRouterは各種ファイルの転送など幅広いシーンで利用可能。(カナダ Dejero社)