Harmonic社は、2019年6月19日から20日に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー 2019」に出展する(ブースNo.C-07)。同社ブースでは、ソフトウェア・ベースのケーブルアクセスネットワークの仮想化やOTTサービスを実現するビデオSaaSソリューションを展示。詳細は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

ケーブルアクセスの仮想化によるかつてない柔軟性
HarmonicのCableOSは、ブロードバンド市場において唯一フィールドに展開されている完全仮想化のケーブル・アクセス・ソリューションです。CableOSの次世代機能であり業界初の、ソフトウェア・ベースのケーブル・モデム終端システム(CMTS)、ならびに集中型と分散型の両方のアーキテクチャをサポートするように設計されたエンドツーエンドのRemote PHYシステムをご覧いただけます。HarmonicのCableOSは、加入者と企業に市場最先端のブロードバンド・アクセススピードを提供し、設置スペース、電力、旧式のハードウェア・テクノロジーに起因するさまざまな制約を一挙に解決します。

ビデオSaaSでOTT、ブロードキャストのチャンネル・オリジネーション、OTT配信を統合
ケーブル技術ショー 2019では、OTTと次世代TV放送のそれぞれに固有のワークフローを、HarmonicのVOS®360 SaaSソリューションで同時にサポートするデモを行います。注目は、クラウド上でのHD/UHDチャンネル・オリジネーションをはじめとする革新的ソリューションであり、プレイアウトやグラフィック・ブランディングの機能を活用して、効率性と収益性を最大限に高めます。パブリック・クラウド上で運用されるHarmonicのVOS360 SaaSは、メディア・プロセッシング・チェーン全体を一体化し、配信事業者によるビデオ・ストリーミング・サービスの迅速な立ち上げ、機敏な対応、運営の簡素化を可能にします。

UHDコンテンツをそのままの状態で送出する新しいバーチャル・メディア・サーバー
業界屈指のパフォーマンス、チャンネル・イン・ア・ボックス機能、ソフトウェア・ベースのUHDプレイアウトを特長とし、新たに仮想化に対応するSpectrum X送出メディア・サーバーにもご注目ください。新たに仮想化に対応するSpectrum Xサーバーは、SDからUHDを網羅するSMPTE ST 2110規格に準拠し、非圧縮Video-over-IPをサポートします。更に、お客様が用意したハードウェア上で運用することができる一方で、ハードウェア一体型(アプライアンス)もご用意しているため、導入形態を柔軟に選択できます。