アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)は、今月9月13日からオランダ・アムステルダムで開催される「IBC 2019」にて、日本人来場者向けに同社ブースの見どころを紹介するブースツアーを行う。

国際放送機器展として3大イベントに上がる、北米版NAB、そしてヨーロッパ版IBC、日本のInterBEEに出展する同社の展示ブースの存在感は益々大きくなってきている。AWSが訴求するクラウドメディアソリューションは、次期放送事業環境において無視することができなくなったと言っても否めない。

AWSブース(ホール5/スタンドC80)では、メディアワークフローのエンドトゥエンドを網羅したソリューションが並ぶ。ブロードキャスト品質の動画配信マネージドサービスAWS Elemental Media Servicesでは、地上ライブソースとクラウド相互間の転送の役目をするMediaConnectがリリース。カメラからディスプレイまでの待ち時間を3秒未満に抑える超遅延のワークフローといったオンプレからクラウド活用した配信ソリューションをはじめ、クラウド編集スタジオ、メディア配信サービスに貢献する最新技術CMAFやQVBR、IMFサポート、人工知能(AI)と機械学習(ML)の活用した複言語翻訳や字幕自動化といった事例など、20点以上のデモンストレーションが展開される。加えて12社のAWSパートナーによる各種メディアソリューションが紹介される。

日本語ブースツアーの実施日は9月13日から16日の4日間で、各日1回、午後時間に実施。1時間ほどのツアーになる。参加には事前申し込みが必要。詳細、申し込みは公式イベントページより。