ソニーブース 360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

待望の超望遠レンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」を初公開

ソニーブースの中央に「FE 400mm F2.8 GM OSS」が初公開されていた。同レンズの感想を紹介する映像も公開されており、「逆光でもクリアだった」などの感想を紹介。詳しいスペックなどは公開されていない。

ブース正面に展示されていたFE 400mm F2.8 GM OSS

レンズの展示の下では、レンズを紹介した映像が公開されていた。レンズの名称は「FE 400mm F2.8 GM OSS」

逆光やバランスなどの良さが紹介されていた

α9やα7R IIIの最新仕様を備えたベーシックモデル「α7 III」

αやRXシリーズ、各種レンズ、ソフトウエアシリーズを体験することができるハンズオンカウンターの様子

ソニーブースでもっとも行列ができていたのは2月27日に発表されたデジタル一眼カメラ「α7 III」の体験コーナーだ。ソニーのα7シリーズは3種類を展開しているが、α7 IIIはベーシックモデルにあたる。ベーシックモデルというと「付加価値がない」とか「革新的でない」と思われるかもしれないが、ソニーは従来のベーシックの概念を打ち破る性能を実現を実現していると紹介している。

発表されたばかりのフルサイズミラーレスのベーシックモデル「α7 III」

α7 IIIの画素数は2,420万画素でα7 IIとではほぼ変わらない。しかし、α7 IIはExmor CMOSセンサーだったがα7 IIIでは裏面照射型CMOSセンサーに変更されている。これにより15ストップの広ダイナミックレンジや、静止画拡張時でISO204800の高感度性能などを実現している。

新しく搭載した35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー

オートフォーカス性能も大幅に向上しており、メカシャッター時およびサイレント撮影時においてAF/A追従最高約10コマ/秒の高速連写を実現している。上位機種のα9と同じ撮像エリアの93%をカバーする693点像面位相差AFセンサーやAF速度、追随性能もα7 II比で約2倍に強化されている。α9でも話題となった瞳オートフォーカスも強化されており、動く被写体の瞳にも容易にフォーカスを合わせられるようになっている。

静止画拡張時の最高感度は204800。一昔前までは考えられない設定を可能にしているという

ブースのスタッフにカメラを持って頂き、別のスタッフにカメラを向けて「瞳AF」機能を試させて頂いた。常に瞳を検知して追従をしていた

動画機能は、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約2.4倍の情報量を凝縮して4K映像を出力することで、モアレやジャギーの少ない4K動画画質を実現する。また、インスタントHDRワークフローを実現するHLGへの対応や、14ストップの広いダイナミックレンジを実現するS-Log3、最大50Mbpsの高画質フルHDで本体内記録可能なスロー&クイックモーションなどの動画機能を備えている。

14ストップの広ダイナミックレンジのS-Log3に対応

メインカメラと「DSC-RX0」を同時にシャッターを切れるレリーズケーブル「VMC-MM2」

ソニーブースの中には、RX0体験コーナーが設けられていた

サイバーショット「RX0」をブライダルの撮影現場などで活用できそうなケーブルが展示されていた。αなどのボディとRX0と一対一で接続するケーブルで、広角をRX0で撮って本体は望遠系のレンズで撮影をして、2つの違うコンテンツを同時に一人のカメラマンが撮ることが可能になる。ワンマンオペレーションでできるだけ多くのカットを抑えたいときに役に立ちそうなケーブルだ。

RX0をサブカメラとしてメインカメラと有線接続し、撮影タイミングを同期させるレリーズケーブル「VMC-MM2」

RX0とPCからLANケーブル経由でカメラコントロールが可能なカメラコントロールボックス「CCB-WD1」を組み合わせた様子

RX0は水深10mの防水性能を持つ

RX0の内部をバラした様子が公開されていた。少ない部品で構成されていることがわかる

縦位置でもバウンズ撮影が可能な「HVL-F60RM」

「Shooting Corner:ポートレート/屋内」のコーナー。デモ機は電波式ワイヤレス通信に対応した3台のストロボのシンクロが体験可能

「Shooting Corner:ポートレート/屋内」のコーナーでは、発表されたばかりの最上位フラッシュ「HVL-F60RM」が体験できるようになっていた。HVL-F60RMは、大光量ガイドナンバー、発光間隔1.7秒、発光回数220回の連続発光性能を特長としている。特に目を引くのはバウンス撮影時にフラッシュ発光部を横位置から縦位置へ素早く切り替えられる回転機構「クイックシフトバウンス」で、バウンス角度を維持したまま発光部を回転させることができる。また、電波式ワイヤレス通信への対応も大きな特長だ。

「HVL-F60RM」はクックシフト機能の搭載が見逃せない。これが通常の形の状態

「クイックシフトバウンス」機構でワンタッチに向きを変えた状態

CineAltaカメラ「VENICE」を展示

「象徴展示」のコーナーでデジタルカメラや交換レンズがずらりと並べられていた

ブースの正面には、ソニーのラインナップをずらりと並べて展示した「象徴展示」のコーナーが設けられていた。CineAltaカメラ「VENICE」や、ツァイスのシネレンズを搭載したα7の展示も行われた。

ソニーのCineAltaカメラ「VENICE」

ツァイスのシネレンズを搭載したαシリーズも展示されていた