PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [NAB2018:Blackmagic Design]Pocket Cinema Camera 4KやDaVinci Resolve 15など注目の製品が登場!

News

[NAB2018:Blackmagic Design]Pocket Cinema Camera 4KやDaVinci Resolve 15など注目の製品が登場!

2018-04-10 掲載

Blackmagic Designブース動画

360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

25600までのデュアルネイティブISOに対応した「Pocket Cinema Camera 4K」を発表

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kに大注目だ。特長は、4K DCIの60p、HDであれば120pの収録に対応する。CodecはRAWとProResに対応。ProResであれば422、RAWであれば444のハイクオリティな画質で収録することできる。

マイクロフォーサーズ規格のセンサーサイズを採用し、ダイナミックレンジは従来のPocket Cinema Cameraと同じ13ストップ。収録自体は、これまではSDカードだけだったが、4K60pに対応したとこともありCFastカードにも対応。側面にカードスロットが各1ずつ装備されている。側面にUSB Type-C端子があり、外部のSSDなどのUSBケーブルで収録できる。

MFT(マイクロフォーサーズ)レンズマウントを搭載 標準のSDカードとUHS-IIカード、CFast 2.0に収録 USB-C拡張ポートで接続した外付けSSDやフラッシュディスクに直接収録できる

これまでのPocket Cinema Cameraは暗さに弱いと言われていたが、Pocket Cinema Camera 4Kでは大きく改善されている。ISOは最大で25600で、初めてデュアルISOに対応。標準ISOは400と3200と2つあり、暗いところでも問題なく撮影をすることができる。

25600までのデュアルネイティブISOに対応

前回のPocket Cinema Cameraから大きく進化したのが液晶パネルだ。液晶パネルがタッチスクリーンを採用し、フォーカスの照合を確認をしたりメニューの設定もできる。例えば、アイリスを調整できたりなど、ほとんどの作業がスクリーンでできるようになっている。

タッチスクリーンのインターフェースで設定の調整、メタデータの追加、収録ステータスの確認を行える スクリーンでショットのフレーミングやフォーカスが行える

バッテリーもLP-E6に対応することで、1本で1時間程度の撮影が可能。持続時間の長い時間を使用するように改善された。また、これまでの機種でも要望があったというスチル機能を実現するために、スチル専用のシャッターボタンを搭載し、スチル写真を撮影することもできるようになった。

スチル専用のシャッターボタンも用意されている

これまでのPocket Cinema Cameraは画はいいけれども、音は欠点と言われていたが、今回のモデルでは内蔵マイクを4つ搭載しており、クオリティの高い音声を収録可能。また、ヘッドホンやマイク、オーディオのミニXLRのインプットや、mini HDMIからフルサイズのHDMIになり、より使いやすくなっている。

フルサイズのHDMIを搭載する

Fusionを統合した「DaVinci Resolve 15」を発表

DaVinci Resolveのエディットのページ

DaVinci Resolveも15と新しくなり、新たにFusionのページが加わった。史上初めて、編集、VFX、カラー、オーディオ、これがすべて1つのアプリケーションで使えるソフトといっていいだろう。アドビのツールで例えるならば、After EffectsとPremiere Proが一緒のソフトになったイメージといった感じだ。それでいて引き続き無料版があり、有償版も税別33,980円で購入できる。

DaVinci Resolve 15は、1本のソフトですべての作業ができるのが特長だ。いちいちレンダリングとかコンフォームなどをして別のソフトに移動するなどの作業がまったく必要ない。従来バージョンでは、FusionとDaVinci Resolveの連携のために、Fusionコネクトという機能があったが、レンダリングをしなければいけなかったり、時間がかかる要素が多かったが、DaVinci Resolve 15からページをまたぐだけで変更ができるようになった。FusionだけでなくてFairlight、エディット、カラーのページにも全部で400種類程度の新機能が搭載・改善されているという。

DaVinci Resolveのカラーページ

Blackmagic Designによると、DaVinci Resolve 15でかなり大型のソフトになったために、すべての機能を理解している義とは一人もいないだろうという。しかし、引き続きカラーページはカラリスト、編集は編集など、それぞれの使い方で使ってほしいとのことだ。

放送、オーディオビジュアルの両業界向けに設計された初のライブプロダクションスイッチャー「ATEM Television Studio Pro 4K」を発表

ATEM Television Studio Pro 4Kも注目の新製品だ。昨年、ATEM Television Studio Pro HDを発売したが、デザインはそのままに、後ろのスイッチャー部分を変えることにより4Kに対応している。

SDIは8系統に対応しており、12G-SDI入力に対応。4K60pのスイッティングに8系統のスイッティングがこれ1台で可能になる。新たな機能としてマルチフォーマットに対応。各入力が別々のビデオフォーマット、解像度、フレームレートであったとしても、すべて変換して出すことができる。8系統すべてにTeranexの技術が入っているのも大きな特徴だ。

また、新たな機能としてFairlightオーディオの搭載があり、今までミキサーのみだったが、ダイナミクス、6バンドのパラメトリックEQが搭載され、非常に使いやすくなっている。あとは、オーディオのディレイがつくことによって映像と音声がうまく合わないという場合にもATEM側で、補正をすることができるようになっている。

新たにダイナミクス、6バンドのパラメトリックEQを搭載

1台のコントロールパネルで4台のカメラをリモートコントロールできる「ATEM camera Control panel」

ATEMカメラコントロールパネルは2月のイベントですでに発表していたが、NABで実機が世界で初めて展示された。4つCCUが一台のデバイスについており、アイリスのコントロールやRGBのつまみのコントロール、ホワイトバランスなどの調整ができるようになっている。

直感的に操作が可能で、カメラの番号を変えれば、さまざまなカメラをコントロールできるようになっている。CCUは4つだが、8つのカメラをコントロールしたいという場合には、パネルをもう1台導入することにより、8つのCCUコントロールを実現できる。

コンバーター類を4機種発表

あらゆるSD/HDビデオフォーマットを他のSD/HDフォーマットに変換する「Mini Converter UpDownCross HD」

これまでのUpDownCrossは、720を1080などの解像度の変換にとどまっていた。Mini Converter UpDownCross HDは、今回新たにフレームレートの変換にも対応した。裏面にはたくさんのフォーマットが明記されていて、ディップスイッチで設定したフォーマットにすべての信号を変換してくれる。入力はSDIやHDMIの両方対応しており、出力もSDIやHDMIの両方対応しておいる。

背面の設定一覧

また、パソコンの解像度に対応しているのも特長で、従来の放送用の解像度ではない少し変わった解像度でも変換して出力できる。スイッチャーにパソコンのソースを入れたいという場合の問題解決にも使うことができる。

Mini Converter Optical Fiber 12Gは、光ファイバーでSDIの信号を長距離伝送できるシステムで12Gまでの信号に対応している。Micro Converter BiDirectional SDI/HDMは、これまでMicro Converter HDMI to SDIとMicro Converter SDI to HDMIの2つの製品が発売していたが、それを1つにまとめた製品になる。

SDI信号を変換して光ファイバーで長距離送信する「Mini Converter Optical Fiber 12G」 SDIからHDMI、HDMIからSDIに同時変換する「Micro Converter BiDirectional SDI/HDMI」

SDIに入力したものがHDMIに出力され、HDMIに入力していたものはSDIに出力される。それが同時に別々のビデオフォーマットでも実現可能で、1台常時持ち歩いていれば、いろんな局面に対応できる製品となっている。

Blackmagic MultiView 4 筐体をMini Converterと同じ形にすることによって、非常に小型化してスリム化した製品になっている。HDまでの対応だが、4つの入力を4分割の画面に出すことができる。オーディオメーター、タリー、カスタムラベルなどすべて対応をしている製品になっている。


[ Category : , ]
[ DATE : 2018-04-10 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[InterBEE2018]ブラックマジックデザインブース:4K DCI/60P対応のBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kが大人気

ブラックマジックデザインブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Ch... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.04 注目の360°VRの課題は、どこで、なにで、なにを見るのか

txt:稲田出 構成:編集部 AR/MR/VRがもたらす未来とは テレビは4K/8Kの時代を迎え、解像度的には一般の視聴には充分といえる状況になってきた。テレビの進歩は... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.03 これまでの放送と、これからの放送〜HDRとSDRがもたらすものとは

txt:稲田出 構成:編集部 これからのHDRとSDRワークフローに必要なモノ 次世代の放送として4K/8Kが目前に迫り一部では開始しており、時代も変化を迎えている。従... 続きを読む

[NAB2018:AJA]KONAやKUMOシリーズの新製品、HDRイメージアナライザーを参考展示。日々変化する映像業界の先端を行く製品ラインナップを展開

AJAブース動画 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chro... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.02 After NAB Show Tokyo 2018レポート02

txt:稲田出 構成:編集部 AfterNABの会場はコンパクトではあるものの、50社近いメーカーが出展している。前回に引き続きブースの紹介をしていこう。 エーディ... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.01 After NAB Show Tokyo 2018レポート01

txt:稲田出 構成:編集部 今年もこの季節がやってきた!After NAB Show開催 5月23、24日の2日間東京・秋葉原のUDXにおいて「After... 続きを読む

[NAB2018もうひとつの視点]Vol.02 NABの次の主役はAIとマシンラーニングに

txt:江口靖二 構成:編集部 映像制作の世界に一気に押し寄せてくるAIの波 今年のNABの傾向として、一気にAIやマシンラーニングが表舞台に上がってきた感がある。これは数... 続きを読む

[NAB2018:Angenieux]12倍の高倍率ズーム「Optimo Ultra 12x」や新型アナモフィックズームレンズ「Optimo Anamorphic 42-420 A2S」を展示

12倍のマルチフォーマットの高倍率ズーム「Optimo Ultra 12x」 IBC 2017で発表された12倍のズームレンズ「Optimo Ultra 12x」が展示されて... 続きを読む

[NAB2018:DJI]複雑なシーンや動きの激しいシーンでも滑らかな撮影を実現する「DJI FORCE PRO」と「DJI Master Wheels」を展示

360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/And... 続きを読む

特集記事

Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編 新世紀シネマレンズ漂流:もの作りの現場から
「新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編」の続編。前回紹介することができなかったシネマレンズメーカーを取材。
Photokina2018 Photokina2018
ドイツ・ケルンメッセで開催されたスチルカメラの祭典 Photokina2018をレポート。
IBC2018 IBC2018
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2018をレポート。
映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し 映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し
「万引き家族」はいかにして生まれたのか?今回の特集ではその制作側を覗いてみる。
SIGGRAPH2018 SIGGRAPH2018
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2017をレポート。
BIRTV2018 BIRTV2018
中国・北京で開催されたアジア地区ではInterBEEと並ぶ大規模な放送機器展 BIRTVをレポート。
QBEE2018 QBEE2018
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
inside DaVinci 15 inside DaVinci 15
史上最大のアップデートを実現したと言われるDaVinci Resolve 15に関する最新動向をまとめてみた。
Cine Gear Expo 2018 Cine Gear Expo 2018
米ハリウッドの中心、パラマウントスタジオで開催された「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2018 After Beat NAB SHOW 2018
東京・秋葉原で開催された「After NAB Show Tokyo 2018」をレポート。
NAB2018 スペシャルレポート NAB2018
世界最大の放送機器展覧会「2018 NAB Show(NAB2018)」をレポート。
Your Choice?GH5 or GH5S Your Choice?GH5 or GH5S
映像業界で活躍中のカメラマンやディレクターに聞く「GH5」と「GH5S」の選び方。
SXSW2018 SXSW2018
米国テキサス州オースティンで開催されたSXSWをレポート。

トップ > 特集 > [NAB2018:Blackmagic Design]Pocket Cinema Camera 4KやDaVinci Resolve 15など注目の製品が登場!