PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [NAB2018:Canon]EOS C700のフルフレームモデル「EOS C700 FF」や20mmのシネマレンズ「CN-E20mm T1.5 L F」を展示

News

[NAB2018:Canon]EOS C700のフルフレームモデル「EOS C700 FF」や20mmのシネマレンズ「CN-E20mm T1.5 L F」を展示

2018-04-11 掲載

Canonブース動画

360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

EOS C700のフルフレームモデル「EOS C700 FF」登場

ブースの最大の目玉はCINEMA EOS SYSTEMの最上位機種「EOS C700 FF」だ。トップエンドな映画製作やテレビ制作、CMをターゲットとしたカメラで、発売は7月の中旬予定。価格はオープン、市場想定価格は税別363万円前後。受発注商品という扱いになる。

フルフレームモデルのEOS C700 FF。4K・8K機材展で聞いた話だが、FFの外観に機種名の刻印にFFなどの文字も入ることはない。従来機種と一緒で見分けはできないという

EOS C700 FFの特長は、5.9Kのフルサイズのセンサーの搭載。スチルカメラの36×24mmフルサイズではなく、17:9の38.1×20.1mmとなる。センサーはEOS C700 FFのために新開発をしたもので、これまでの現行のCINEMA EOSカメラと比べても低ノイズで、15Stopを超えるダイナミックレンズを実現している。

XF-AVC、Cinema RAW、ProResでの記録可能で、Cinema RAWはCodex社製レコーダー「CDX-36150」の使用時に利用できる。PQとHLGの両方のモニタリングやUser LUTにも対応する。アナモフィックレンズは現行EOS C700でも対応していたが、より縦に大きいEOS C700 FFはアナモフィックレンズの親和性をさらに高めている。

デュアルピクセルCMOS AFも大きな特長で、最近の映像制作はオーバー4Kで映像制作によりピントがよりシビアに求められてきたり、映像制作のオペレーションの規模感もどんどんとミニマイズされてきている。キヤノンとしてはそうした傾向を踏まえてEFレンズ使用時に高精度なオートフォーカスが可能なAF機能を有効活用してほしいと提案をしている。

また、内蔵のNDフィルターが現行EOS C700はターレット式で回転するものだが、今回のFFはスライドタイプのNDフィルターに変更されている。マウントは、現行EOS C700同じくEFとPLの両方を用意している。B4マウントの放送用ENGレンズに関しては別売のB4マウントアダプターMO-4E(EOS C700 FF用)/MO-4P(EOS C700 FF PL用)を使用することにより装着できる。

プライムレンズに20mmの焦点距離の「CN-E20mm T1.5 L F」が登場

キヤノンのEFシネマレンズのプライムレンズで先日発表した焦点距離20mmの「CN-E20mm T1.5 L F」がさっそく展示されていた。発売は10月上旬。価格はオープンで、市場想定価格は税別46万円前後。

特長は、4K画質でT値は1.5の明るさを実現しているところだ。センサーサイズは、スーパー35mm相当、35mmフルサイズ、APS-C、APS-Hに対応する。絞り羽根枚数は11枚の奇数枚で、ボケ味をきれいに出せる。フォーカスの回転角は300°で、スチル用EFレンズに比べて滑らかで微妙なフォーカシングも可能になっている。CN-Eレンズの前玉径はすべて統一で114mm、全長も同じ高さを実現しており、レンズの交換しても同じような形で使えるように統一されている。

12G-SDI端子を搭載した業務用4Kディスプレイ「DP-V2421」「V1711」

12G-SDI端子を搭載した24インチの「DP-V2421」と、17インチの「DP-V1711」の展示も行われていた。DP-V2421は、現行の24インチの「DP-V2420」の後継機種で、DP-V1711は17インチの「DP-V1710」の後継機種。

12G-SDI端子を搭載した17型の業務用4Kディスプレイ「DP-V1711」

17インチのDP-V1711の発売は4月下旬を予定。価格はオープンで市場想定は150万円。特長は、これまで3G-SDI端子搭載の4KディスプレイではSDIケーブルを4本必要としていた4K/60p映像の送受信が、12G-SDI対応ケーブル1本で受信可能になる。最大4本映像を4K映像の入力に対応し、4つのチャンネル切り替えることが可能。それ以外は、現行の1710と基本的に変わらない。また、現行のDP-V1710とDP-V1711の2機種は300cd/m2までだが、6月下旬開始予定の有償アップグレードライセンスの購入で600cd/m2まで上げることが可能になる。

DP-V2421は、24インチの4Kリファレンスディスプレイで、発売は4月下旬、価格はオープンで市場想定は316万。こちらも4K映像をケーブル1本で受信可能な12G-SDI端子を搭載。4本で4Kが入り、チャンネルでスムーズに切り替えが可能。最大1200cd/m2の高輝度に対応し、RGBのLEDを使っていて、色域を広く表現することができる。

マスターモニタとして使用したり、ポスプロ、スタジオの編集用に使える「DP-V2421」

4K放送用カメラ対応のポータブルズームレンズ3機種と中望遠レンズが新しく登場

4月3日に発表された4K放送用カメラ対応のポータブルズームレンズの新製品も一部展示されていた。先日発表されたのは3機種で、7.5mmからの24倍のレンズ「CJ24e×7.5B」が6月下旬発売予定。同じく4.3mmワイド端からの14倍のワイドレンズ「CJ14e×4.3B」が8月下旬発売予定。7.6mmから18倍のレンズ「CJ18e×7.6B」で11月下旬の発売予定。それぞれのレンズは4Kレンズで小型軽量、4Kの性能を有しながら3分の2インチのHDRレンズとほぼ同等サイズの実現を特長としている。

4K放送用ポータブルズームレンズ「CJ24e×7.5B IRSE S」

こちらも4月3日に発表されたワイド端9mmから66倍の箱型のレンズ「UHD DIGISUPER 66」が展示されていた。発売日は8月下旬を予定。ワイド9.3mmからズーム比86倍のフィールドズームレンズのフラッグシップモデル「UHD DIGISUPER 86」やワイド9mmからズーム比90倍の「UHD DIGISUPER 90」がすでに発売しているが、そこに今回発表された中望遠のフィールドレンズが加わる。UHD DIGISUPER 66は、さほど望遠が必要ないシチュエーションでの撮影をされる中継システムや、60倍クラスでも十分な放送をターゲットにしている。

倍率66倍で焦点距離600mmの中望遠撮影に対応した「UHD DIGISUPER 66」

新製品ではないが「UHD DIGISUPER 66」のさらに上位で、UHDの中でもプレミアムというカテゴリに入る最上位クラスの「UHD DIGISUPER 86」も展示されていた。ある意味キヤノンを代表するレンズといってもいいだろう。

86倍ズームの「UHD-DIGISUPER 86」

[ Category : , ]
[ DATE : 2018-04-11 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019]Vol.16 会場で気になったあれこれ

txt・構成:編集部 美しい肌の色調と滑らかなボケ味を実現したPLプライムレンズ「Sumire Prime」 キヤノンは、NABで発表したSumire Prim... 続きを読む

[NAB2019]Canonブース(動画)

NAB2019のCanonブース動画です。 ... 続きを読む

[NAB2019:Canon]新しい映像表現を実現したPLマウントプライムレンズ「Sumire Prime」や小型ハンドヘルドの「XA」シリーズなどの新製品を展示

Canonブース動画 360°全天球動画 Insta360 ONE Xで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google... 続きを読む

[CP+2019]キヤノンブース:新製品のフルサイズミラーレスカメラ「EOS RP」を中心とした展示

キヤノンはデジタル一眼レフカメラとしてエントリークラスのKissシリーズがあり、ミラーレスカメラの参入には慎重だったが、2012年にMシリーズによりミラーレスカメラに参入。さらに昨... 続きを読む

[InterBEE2018]キヤノンブース:XFシリーズの最高峰モデル「XF705」やイベント向け高輝度モデルプロジェクター「LX-4K3500Z」を展示

キヤノンブース動画 キヤノンブース 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはP... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.04 注目の360°VRの課題は、どこで、なにで、なにを見るのか

txt:稲田出 構成:編集部 AR/MR/VRがもたらす未来とは テレビは4K/8Kの時代を迎え、解像度的には一般の視聴には充分といえる状況になってきた。テレビの進歩は... 続きを読む

[After Beat NAB SHOW 2018]Vol.03 これまでの放送と、これからの放送〜HDRとSDRがもたらすものとは

txt:稲田出 構成:編集部 これからのHDRとSDRワークフローに必要なモノ 次世代の放送として4K/8Kが目前に迫り一部では開始しており、時代も変化を迎えている。従... 続きを読む

[NAB2018:AJA]KONAやKUMOシリーズの新製品、HDRイメージアナライザーを参考展示。日々変化する映像業界の先端を行く製品ラインナップを展開

AJAブース動画 360°全天球動画 RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google Chro... 続きを読む

特集記事

Inter BEE 2019 Inter BEE 2019
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2019の歩き方 InterBEE 2019の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
フィルム撮影の経験をしたい人に向けてフィルム撮影で必要な各種の工程について解説していく。
IBC2019 IBC2019
欧州最大の業務用映像・音響の専門展示会「IBC2019」をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流 新世紀シネマレンズ漂流
シネマレンズを中心に一眼やミラーレスデジタルカメラの動画撮影機能と組み合わせて使われる交換レンズの最新動向を紹介する。
BIRTV2019 BIRTV2019
中国・北京の中国国際展覧中心で開催された展示会「BIRTV 2019」をレポート。
SIGGRAPH2019 SIGGRAPH2019
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2019をレポート。
QBEE2019 QBEE2019
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
4K・8K映像技術展Report 4K・8K映像技術展Report
東京ビッグサイト青海展示棟にて開催された4K・8K映像技術などの最新技術が一堂に出展する「通信・放送Week2019」をレポート。
DSJ2019 DSJ2019
幕張メッセで開催された国内最大のデジタルサイネージの展示会「DSJ2019」をレポート。
Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019 Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019
米国ハリウッドのパラマウントスタジオ内で開催された映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2019 After Beat NAB SHOW 2019
東京・秋葉原のUDXにて開催されたAfter NAB Show 2019をレポート。
NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。

トップ > 特集 > [NAB2018:Canon]EOS C700のフルフレームモデル「EOS C700 FF」や20mmのシネマレンズ「CN-E20mm T1.5 L F」を展示