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[NAB2018:Sony]次世代放送を見据えた製品展開。FS5 IIやPXW-Z280/Z190などの新製品にも注目

2018-04-19 掲載

Sonyブース動画


360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

Sonyブースレポート

ソニーは昨年に引き続き「Beyond Definition」をテーマに掲げ、HDR対応のカメラや制作機器のほか、IPベースのライブソリューションやクラウドを活用した制作システムなど、次世代放送を見据えた最新製品や高画質で高効率な映像制作ソリューションを幅広く展示していた。

ブース中央に設置されたCrystal LEDディスプレイでは8K 120pの映像が上映されていた

今年は、放送用8K対応の3板式カメラUHC-8300や、映画制作用のCineAltaカメラVENICE、XDCAMメモリーカムコーダーなどの最新カメラシステムの展示に加え、440インチサイズのCrystal LEDディスプレイによる8K 120p映像の上映が行われた。

NABで発表されたカメラは4K60p収録とHDRに対応したXDCAMメモリーカムコーダーPXW-Z280とPXW-Z190、およびXDCAMメモリーカムコーダーFS5 II。昨年9月に発表されたデジタルシネマ用カメラVENICEや、1.25型8Kイメージセンサーを搭載した8K 3板式カメラUHC-8300のほか、XDCAMメモリーカムコーダーPXW-Z90、NXCAMカムコーダーHXR-NX80、ハンディカムFDR-AX700なども新製品として出展していた。

XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-Z190」

XDCAMメモリーカムコーダーPXW-Z190。前後スライド機構によるフルマニュアル操作とオートフォーカスに対応した光学25倍ズームレンズを搭載。HDモード時は、4K解像度を利用した解像度劣化のない電子2倍ズームが可能で、光学ズームレンズと併用することで最大50倍の高倍率ズームを実現。収録は、XAVC-LongおよびDVCAMのほか、9MbpsのXAVC Proxyに対応しており、オプションのMPEG HDアップグレードライセンスCBKZ-SLMPを適用することでMPEG HD422/MPEG HD420記録もできる。また、4K30p収録時にMPEG HD420でのHD同時記録も可能。SDカードスロットを2基搭載しており、同時記録やリレー記録のほか、連続録画と任意録画をそれぞれのメモリーで行うことが可能。

XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-Z280」

XDCAMメモリーカムコーダーPXW-Z280。焦点距離30.3-515mm(35mm換算)ズーム比17倍のフルマニュアルレンズを搭載しており、各リングが回転範囲の終わりで止まるため回転角による直観的な操作が可能。フォーカスリングを前後にスライドすることで、オートフォーカスとフルマニュアルフォーカスの切り替えができる。

また4KからのHD切り出しによる解像度低下の無い2倍デジタルエクステンダー機能を搭載している。収録は、XAVC Intra(4K/HD 4:2:2 10bit)およびXAVC Long(4K 4:2:0 8bit/HD 4:2:2 10bit)のほか、MPEG HD422、MPEG HD420、DVCAMなどの記録フォーマットでの収録が可能で、S-Log3およびHLG(Hybrid Log Gamma)を搭載し、BT.2020色域にも対応している。SxSスロットでのメイン記録と同時にSDカードスロットに装着したSDカードにも映像を記録することや1枚のメモリーカードに4K XAVCとMPEG HD422を同時に記録する4K+HD同時記録機能を搭載。

レンズ交換式XDCAMメモリーカムコーダー「FS5 II」

レンズ交換式XDCAMメモリーカムコーダーFS5 IIは、RAW出力に対応したSDI端子を装備しており、外部レコーダーを接続することで4K 60fpsのほか、最大4秒までの4K 120fpsおよび、連続で2K 240fpsのハイスピード収録が可能。本体にはSDメモリーカードスロットを2基装備しており、連続でフルHD 120fps撮影のほか、同時記録やリレー記録などに対応している。ブースではATOMOS社のSHOGUN INFERNOと組み合わせたデモが行われていた。

CineAltaカメラ「VENICE」

VENICEは、新開発のデジタルシネマ用36×24mmフルフレームセンサーを搭載したCineAltaカメラシリーズ最上位機種。読み出しエリアを選択することで、Super35mm(24.89×13.18mm)やSuper35mm 4パーフォレーション(24.89×18.63mm)といったさまざまな撮影フォーマットに対応可能。

レンズマウントはPLマウントを採用しており、Super35mm用PLレンズやアナモフィックレンズフルフレーム対応PLレンズが装着できるほか、PLレンズマウント部を取り外すことによりEマウントカメラとしても使用することが可能。

8K対応3板式カメラ「UHC-8300」

8K対応3板式カメラUHC-8300。1.25型8Kイメージセンサーを搭載し、最大120pの高速撮影やHDRの撮影が可能。ブースでは、キヤノンの8K対応レンズ7×10.7が装着されていたが、ほかにもすでに発表されている7×19.7に対応。現状では8K対応のレンズは少ないが、マウント変換アダプターを使用することでデジタルシネマ用のレンズなどが装着可能。

カメラコントロールユニット「UHCU-8300」

カメラコントロールユニットUHCU-8300は、8K/4K/HD信号の同時出力が可能となっており、それぞれの映像信号に異なる色域やOETF(Opto-Electronic Transfer Function)を適応可能。また、8K映像のオーバーサンプリング効果により、4K/HD映像を必要な画素数よりも豊富な情報量を凝縮して出力できるため、解像力の高い映像表現が可能。4KやHDのカメラシステムと連携したシステム構築も可能で、リモートコントロールパネル(RCP)やビューファインダーなど使い慣れた周辺機器を、本商品に共通して使用できる。

最大6枚までのメモリーカードをPCを介さずに短時間でバックアップが可能な高速コピーユニット。インターフェースはPCIe Gen3に対応しており、1TBのコンテンツを約15分でコピー可能だとしている。SDスロット(UHS-II対応)のほかSxSやXQD、CFastなどの交換式カードスロットを交換することで各種メッセージに対応可能。

カメラ性能を最大限に生かすシンプルなシステム構成として、4K HDR/HD HDR/HD SDRの映像を同時に制作可能なソリューションSR Live for HDRを推進しており、高画質な映像を効率的に制作することができるソリューションとして展開している。

IP Live ProductionによりラスベガスとアトランタをIP回線で接続。HD ST2110双方向×5のほかST2059およびコントロール。映像信号、音声、メタデータ、同期信号、制御などをリアルタイムにIP伝送するIP Liveプロダクションシステム。4K8KのIP伝送に対応するネットワークメディアインターフェース(NMI)とともに、業界標準化規格SMPTE ST 2110への対応などのデモを披露。 ソニーブースをコントロールルーム、アトランタをデータセンターに見立てて、ソニーブースのカメラやスイッチャーサーバーの操作パネルから、アトランタに設置したプロセッサー類を操作するデモの画面 アトランタのCNNとNABの会場をIPで接続して映像を相互に伝送したほか、NAB会場のスイッチャーからCNNにあるスイッチャーを操作するデモなどを行った XC-FB80とコントロールユニットHXCU-F880。IP Live ProductioのコーナーではXシリーズのフラッグシップモデルであるXVS-9000を出展していたが、本体の出展のみでが同状態でのデモはしていなかった

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[ DATE : 2018-04-19 ]
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