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[CP+2019]リコーイメージングブース:待望のGR IIIを展示。画質が向上したTHETA Z1も注目

2019-03-04 掲載

GR IIIが大人気。タッチ&トライに長い行列

メインの展示はphotokina 2018にて開発発表されていた「RICOH GR III」だ。GRはとにかくコンパクトで高機能で人気のカメラだ。特徴は、有効約2424万画素のAPS-Cサイズイメージセンサーを搭載。それによって、エンジンも新しく「GR ENGINE 6」に変わった。レンズも4群6枚、非球面レンズ2枚のまったく新規のものを使っている。いままで欲しかったと言われていたボディ内手ぶれ補正機構をGR IIIから初めて搭載した。

新製品のGR III。従来機種よりも若干小型化されている

マクロモードはこれまでも10cm接写ができたが、GR IIIでは6cm接写まで可能。より近づけるようになったので、ボケ味がきれいになった印象だ。最近の流行りのタッチパネル操作もできようになった。

6cmまで接写が可能になったのでテーブルフォトの撮影が楽になる。より近づけるようになったのでボケもきれいだ 新規開発のレンズを搭載。もちろん、新製品も28mm相当のGRレンズ18.3mm F2.8。焦点距離も明るさもすっと変わっていない

歴代のGRシリーズを集めた展示も興味深かった。こうしてみると、20年以上の歴代機種のサイズは変わっていない。GRシリーズは、フィルム時代から存在しているラインナップだが、それでもデザインが変わっていないのには驚きだ。

歴代のGRシリーズを展示 初代は。1996年11月発売のGR1。この頃は35mmフィルムを使うフィルムカメラだ

1インチセンサーを搭載したTHETA Z1登場

発表したばかりのTHETA Z1を展示。RICOH THETA Vから高さや幅などのサイズはほぼ変わっていないが、奥行きはやや厚くなっている。外見で変わったのはパネルの搭載だ。撮影可能枚数や露出設定などがモニターでわかるようになった。

表示パネル搭載で、電池残量・撮影可能枚数・撮影モードなどを確認可能

THETA Z1の一番の大きな特徴は1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサーの搭載だ。競合メーカーのInsta360と比較するならば、静止画の画質で違うクオリティを実現している。RAW記録にも対応し、Adobe Lightroomで2つの画像をステッチして自分好みの画像に仕上げることも可能だ。

THETA Z1が今回搭載された1インチのセンサー。下がTHETA Vに搭載されている1/2.3型センサー

Z1になって画質がかなり向上。1インチセンサーを搭載することによって、ダイナミックレンジが広がっている。質感、空気感、窓ガラスや金属の質感も出ている。これまで悩まされることがあったパープルフリンジや赤点のゴーストも抑えられている。暗部、明暗差の激しい暗いところも白飛びしないようになった。

左が従来機種。右がTHETA Z1。表示しているのは部分拡大で、ビルの質感などが向上している 左が従来機種。右がTHETA Z1。表示しているのは部分拡大で、暗いところも明るいところも表現がでている

1%の人でいいから、ただ熱烈に支持してくれる人のために作ろうじゃないか

KPカスタム(仮称)の展示も面白かった。コンセプトはこうだ。自動車メーカーには、トヨタとレクサスの関係のように一般向けブランドと高級車ブランドがある。カメラメーカーの世界にもこのような関係のブランドを実現できないか?ペンタックスの上に別のブランドの実現を目指そうとして展示しているコーナーだ。

カメラの性能を追いかけていくことはとても大事です。機能製品なのでとても大事ですが、それ以外で数字に現れない味わいや、持つ喜びが別の形があるのではないかと思います。それを表現するのには、どんなものがいいだろうということを考えました。例えば、古いものだったり、使い込んだものだったり、特殊な素材だったり、そういうことを切り口に今回こういうブースを作りました。

例えば、本物の木を使用した木製グリップ。ただ、削り出しただけでなくて、材質は銃などにも使われている最高級のオールナット。しかも一番高い北米産が選ばれているところなどは大変なこだわりを実現していた。しかも、何重にもコーティングをかけていて、某高級車のハンドルとまったく同じ作り方で実現している。

オリジナルトップカバーを取り付ける前のデザイン オリジナルトップカバーをつけた状態。これだけでカメラの印象が大きく変わる

マウント部分にも、DLCという特殊なコーティングが行われている。DLCは、ダイヤモンドライクカーボンの略で、シチズン時計のテクノロジーを拝借してマウントを実現していた。

メーカーを背負って製品づくりをすると、細かい動きができません。しかし、ブランドで区切ってしまえば、結構自由にいろんなことができるんのではないか。そして、ものすごく特殊なファンでいい。壁に1%、1%er(ワンパーセンター)と書きました。1%の人でいいから、ただ熱烈に支持してくれるのであれば、その人のためにものを作ろうじゃないか。こんなコンセプトでやっています。量産ではとてもとても無理だけれども、1%の人のためだったら作れるんじゃないか。J limitedというブランドを掲げてチャレンジしている最中です。

今後は要望があれば、部分部分で販売することも考えているという。まずは第一弾は、カスタムモデルとして、オールインワンのもので出したいと思っているとのこと。これらは要望が高ければ実現するとしている。

カスタムブランドの名前は「J limited」 ロゴには、1%の熱狂的なファン「1%er(ワンパーセンター)」。その人のためだったら作れるんじゃないか、の思いが込められている

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[ DATE : 2019-03-04 ]
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