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[再現:CP+2020]Vol.09 富士フイルムブースの目玉はCP+前日に発表したX-T4のタッチ&トライ。動画撮影機能も大幅に強化

#FUJIFILM #CP+2020

2020-04-14 掲載

取材・文:編集部 撮影:小山田有作

CP+前日に「X-T4」を発表。CP+でタッチ&トライを予定していた

富士フイルムブース
※写真はCP+2019の様子

富士フイルムのデジタルカメラで今一番の話題は、フラッグシップモデルミラーレスデジタルカメラ「X-T4」だ。最大6.5段分のボディ内手ブレ補正で、4K60P 4:2:0 10bit F-LogでSDカードに収録というスペックに驚く。そんな話題のX-T4を展示するはずだった富士フイルムブースは、CP+でどのような出展内容を予定していたのか?東京ミッドタウン本社で話を聞いてみた。

まずは新型コロナウイルスの影響についてだ。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、下記施設が当面の間の臨時休館が継続されているという。

  • フジフイルム スクエア
  • ASTALIFT 六本木店(ASTALIFT銀座店は通常通り営業)
  • 富士フイルムフォトサロン、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡
  • 富士フォトギャラリー銀座(クリエイト銀座本店は通常通り営業いたします)
  • 富士フイルムイメージングプラザ東京、富士フイルムイメージングプラザ大阪
  • 名古屋サービスステーション 福岡サービスステーション

富士フィルムフォトサロンの臨時休館中で、X-T4のタッチ&トライができないのは残念でならない。再開日を含む最新情報は富士フイルムのWebページで確認してほしい。

CP+で予定していた富士フイルムブースの概要を聞いてみた。GFX/Xシリーズの最新モデルを手に取って試せるタッチ&トライコーナーや、GFX/Xシリーズを試せる2種類のポートレートスタジオを用意した撮影体験コーナー。動画、人物、風景をメインに据えたトークショーやセミナーを展開。別室に集まって講師と一緒にパシフィコの周りに実際にカメラを持って撮影を体感できる「フォトウォーク」を今年も開催予定だったという。

特に今年はX-T4の魅力を前面に出していくのがテーマだった。「今年の目玉はやはりX-T4でした。CP+の前日に発表して、発表翌日のCP+でタッチ&トライも予定していまいた」と説明。初の新しい試みとして、ボディ内手ぶれ補正の効果を体験できる暗めの撮影ブースの設置し、暗いシーンでスローシャッターを切ってもピタリと止まるという撮影体感ができるスペースが実現するはずだった。

写真家による「トークショーステージ」では動画撮影は例年よりも若干多く予定していた。今年も「プロ向け動画エリア」にも出展し、X-T4の特徴に合わせていろいろアレンジを考えていたとのことだ。

CP+で行う予定だったトークテージのライブ配信については、今のところ予定はしていない。ただし、「もしできるならば、せっかく用意していただいたコンテンツはショールームなどリアルな場所でお披露目ができればと考えています」とのことだ。

ボディ内手ブレ補正機構、新フィルムシミュレーション「ETERNA ブリーチバイパス」など様々な機能を搭載したX-T4

富士フイルムブースの目玉になるはずだったX-T4を紹介しよう。まず取材後日だが、X-T4の発売日決定が発表された。ブラックは2020年4月28日、シルバーは2020年5月下旬となった。

X-T4はブラックとシルバーのカラーバリエーションで発売。X-T4のシルバーは2020年5月下旬に発売日が決定 X-T4のブラックは2020年4月28日に発売決定

X-T4の特徴は、IBIS(ボディ内手ブレ補正機構)の搭載だ。センサーシフト式(IBIS)と光学式(OIS)のブレ補正が可能。OISを搭載していないレンズを使用している場合は、IBISでブレ補正を行う。IBISとOISに加えて、電子式(DIS)のブレ補正を行うモードもある。

さらに、ブレ防止モードブーストで、ブレ補正の強さの設定が可能。動画向けの機能で、画角を変えない操作シーンにおいて、まるで三脚を使っているかのようにブレを抑制できるモードが新しく搭載された。

また、一発で動画から静止画へシームレスが可能になった「静止画/動画切換ダイヤル」の搭載も特徴だ。静止画撮影、動画撮影のそれぞれ別々の露出設定情報を覚えておき、ワンアクションで呼び出せる機能だ。

例えば、同じ動画と静止画では同じ撮影でも設定は大きく違う。動画撮影では、シャッタースピード1/4000はありえないが、静止画撮影ではありえる。静止画/動画切換ダイヤルにより、静止画撮影は1/4000、動画撮影は1/60といった設定を一発で切り替えることが可能だ。

静止画/動画切換ダイヤルによりにより、静止画ではISO160などでできるだけ低く設定して撮り、動画のF-Logの場合は800に設定する場合にも有効だ。また、フィルムシミュレーションを静止画のときはベルビアで撮って、動画はETERNAに変更することも可能。

往年のフィルムカメラを彷彿させる感度ダイヤル、露出補正ダイヤル、シャッタースピードダイヤルを搭載 シャッターボタンの隣にあるのが静止画/動画切り替えダイヤル。X-T3ではスポット、中央部重点、マルチ、アベレージつの測光ダイヤルだったが、X-T4では静止画/動画切り替えダイヤルに変わった バリアングル液晶モニターの採用

フィルムシミュレーションには、銀残しと呼ばれている現像方法を再現した「ETERNAブリーチバイパス」が追加された。彩度の鮮やかさはそれほどなく、コントラストが高めになるのが特徴。カチッと出て、潰れるところは潰れる印象の設定だ。特にハリウッド映画などでよく使われてくる色再現だ。

それを、フィルムやポストプロダクション専門の知識がなくてもETERNAブリーチバイパスを選ぶだけで、まるでハリウッド映画がよく使うような色再現が誰にでもできるところが特徴だ。

バッテリーも新型の大容量のバッテリーに変更された。新型バッテリーにより約500枚の連続撮影が可能。カメラを固定して三脚に据えて、長時間のインタビュー撮影に2つのバッテリーを装填できるバッテリーグリップ「VG-XT4」を装着すれば、3つ電池を用意できて、シームレスに電力の供給が可能。途中で、「バッテリーが切れたので、もう一回RECをお願いします」というトラブルもなくなりそうだ。

取材・文:編集部 撮影:小山田有作
Vol.08 [再現CP+2020] Vol.00

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[ DATE : 2020-04-14 ]
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