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[SXSW2018]Vol.01 汗をかくほどソニーを楽しむ!SXSW 2018 Sony WOW Studio初日一番乗り体験レポート

2018-03-12 掲載

txt:西村真里子 構成:編集部

眠っている能力が拡張される感覚!ソニーの体験型ブース“WOW Studio”

昨年よりSXSWで大規模に展開しているソニーの体験型ブース“WOW Studio”(ワオスタジオ)。製品になる前の研究開発段階のテクノロジーを活用し「体験」を思う存分楽しめる当企画は昨年よりもさらにエリアを広げ、SXSWに沸くテキサスオースティンの街でも存在感を示している。会場となるのはウェアハウス跡地。ファクトリー感溢れる会場で世界中の人々を「ワオ!」と驚かせる企画は全部で10個ある。ソニーのテクノロジーが展示されているのはもちろん世界で活躍するクリエイティブチーム、クリエイターとのコラボレーションも多く見られた。文字通り汗をかくほど体をつかい楽しんだ体験したてホヤホヤのレポートを現地からお届けする。

キュートなアイボとハローが来場者をウェルカム!

入ってすぐに出迎えてくれるのがソニーの「AI×ロボティクス」の花形であるエンタテインメントロボット“aibo”とコミュニケーションロボット「Xperia Hello!(エクスペリア ハロー)」だ。

エクスペリア ハローは12体連隊となり、人間である指揮者の動きをカメラで捉え音楽を奏でてくれる。ハローの特徴の一つでもある首を愛らしく動かす姿と演奏が重なりエントランスで我々を楽しく出迎えてくれる。

音とハプティクスで怖さは何十倍にも膨れ上がる

昨年もクリエイターとのコラボレーション作品はあったが、今年は世界的に著名なクリエイティブチームとのコラボレーションに驚かされた。世界中でテーマパークのアトラクションなどを設計するユニバーサル・パークス&リゾーツ(UP&R)のクリエイティブチーム「ユニバーサル・クリエイティブ」とのコラボで「ハロウィーン・ホラー・ナイト」から着想を得た企画を披露していた。未来のホラーハウス「Ghostly Whisper(ゴーストリーウィスパー)」だ。

6人一組になり入場すると役者がすでに待機しておりまるでテーマパークに来たかのような錯覚に陥る。だが、今までのテーマパークと違うのは、怖さのレベルが違う。ソニーのテクノロジーと組み合わされると怖さの没入感が違うのだ。これから参加する方のために仕掛け詳細は多くは語らないが、ハプティクス技術とソニー独自の空間音響技術「Sonic Surf VR」の組み合わせで今までにないホラー体験が実現されていた。同行したPRONEWS編集長の猪川氏は映画などとの組み合わせでも使える、などテーマパーク他での展開も十分期待できる体験だった。

VR時代の映画撮影を疑似体験

VRコンテンツの需要の高まりに合わせて、VR撮影技術がより重要になる。「Hero Generator(ヒーロージェネレーター)」と呼ばれる空間では被験者(筆者)が監督の指示通りに動き、アクションをとるとアバターとなって映像内に登場できるVR時代の映画撮影疑似体験だ。

空間内に配置されたカメラの前でアクションを取るとソニー独自の自由視点映像技術により自動合成され被験者(筆者)の動く3Dモデル・アバターが出来上がるのだ。センサーをつけたりせずに自由な動きで3Dモデルが出来上がることにより、VRコンテンツのクオリティも急激に上がっていくだろう。

指先一つでARを楽しむ

Interactive Tabletop Projector(インタラクティブテーブルトッププロジェクター)は、テーブルの上に掲げられたプロジェクターがオブジェクトを認識し、3Dインタラクティブプロジェクションマッピングを実現できる。デモでは楽器のモックアップに対してプロジェクションがあたり、しかも指先一つで音楽演奏も奏でることができるものが紹介されていた。同時に8個のタッチポイントを認識できるので複数人で同時に体験できる。ゲームはもちろん、会議などでも活用できるようになるだろう。

X線も可視化できる?人間の新たな認知能力を刺激する疑似体験

ヘルメットの前面にヘッドライトのようにプロジェクターをつけ映像を投影すると、外部の映像であったとしてもまるで自分が見ている映像のように錯覚をする。パーソナルプロジェクションマッピングによるSuperception(スーパーセプション)は、コウモリやモスキートなど人間ではない生き物の知覚世界を疑似体験でき、さらにはX線を見られるスーパーヒューマンの体験も可能になる。「プロジェクターがウェアラブルになった」は文字でみるとシンプルだが、実際に体験すると大きな衝撃を与える。

フィジカルとバーチャルの境界が溶ける体験

文字通り汗をかきながら何がフィジカルで何がバーチャルなのか?境目が溶ける体験ができるのがエアーホッケー「A(i)R Hockey(エーアール エアーホッケー)」である。ソニーの高速ビジョンセンサー(IMX382)と独自の予測アルゴリズム、ハプティクス技術を活用したARでフィジアカルなホッケーのコマと、デジタルで再現されヒットするとブルっとリアルタイムに手応えが感じられるバーチャルのコマが盤上に現れて人間同士対戦ができる。エアーホッケーのような瞬時の動きも的確に捉え本物のコマそっくりのヒット感が味わえるバーチャルのコマとリアルなコマのミックスはリアルとバーチャルを溶かした体験である。

耳と皮膚感覚から始まる新たな旅

今年の1月にロサンゼルスで初披露され、今回SXSWで再演されると聞き楽しみにしていたのが「音響回廊“Odyssey(オデッセイ)”」だ。サウンドアーティストevalaとデジタルメディアアーティストKimchi and Chipsと576個のスピーカーをフル活用するソニー独自の空間音響技術で、新たな“音像体験”が味わえる。“音像”の名の通り音から森の、水中の、都市の映像が浮かび上がり心の中で映像合成するVR効果が楽しめる。いままで視覚情報だけに頼りすぎていて、もっと耳や皮膚で映像を感じたくなる人間の拡張に近しい体験を味わえる。

ソニーのWOW Studioを体験すると人間の眠っている能力が拡張された感覚になる。この体験が日本でも凱旋公開されることがあればぜひ参加してもらいたい。自分の新たな能力に気がつくことだろう。

txt:西村真里子 構成:編集部
Vol.00 [SXSW2018] Vol.02

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[ DATE : 2018-03-12 ]
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