PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [QBEE2018]Vol.01 九州放送機器展の初日。隠れたお宝を探せ!

News

[QBEE2018]Vol.01 九州放送機器展の初日。隠れたお宝を探せ!

2018-07-06 掲載

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部

QBEE初日を迎えて

QBEEの始まりはいつも雨、レインマンは誰だ?!

QBEEが他の展示会と比べて一番良いところはその会場の大きさだろう。昼から来ても1日で全てを回りきれるその手頃なサイズだと思う。InterBEE位の大きさになるとさすがに1日で全部回ることは不可能だ。自分の興味ある分野を吟味しなければならない。結果的に自分の得意分野でしかその知識も増えないがQBEEの会場なら全てをバランス良く見ることができるため、意外と面白い発見ができる。さらに上半期に発表された新機材がこっそり置いてある可能性も高い。何よりもメーカーの人間との距離感の近さが一番のメリットと言える。

Panasonic

やはり一押しはAU-EVA1一択と言って良い。ファームも新しいVer2.5を搭載し、暗部のノイズがかなり軽減された。EVA1の素直さはセンサーで撮った映像をそのまま出力し、その分ノイズも一緒に出力されるが、それをポストで処理せず内部で簡易的に処理を行う。Cine Gearで見たデモではその差は歴然。残念ながらQBEEでは見ることができなかったが、InterBEEではその環境を会場に作りデモをする事を考えているとのこと。その他はNDI製品の充実さが目を見張った。

Sony

なんと言ってもNABで発表された4Kハンドヘルド2機種が一番の目玉製品。ようやくハンドヘルド機でもしっかりとした4Kロケが出来るのは良い事だ。PXW-Z280は1/2inch×3CMOSの高感度が映える。

また先日のSony内覧会で展示していたスマホを使ってのインカムシステムの参考出品。P2Pでのアプリはよくあるが、これはクラウドを使ったグループ通話が可能なもの。InterBEEまでに製品化を目指している。

Canon

今回は特に新製品的なものは無いが、そんな中でCINEレンズであるCN-E20mm T1.5 L Fの実機展示が行われていた。これで14mmから135mmまで一揃えラインナップが出来た事になる。EFマウントがメインなのでシネマEOSとの連携は抜群に良い。

ブラックマジックデザイン

今回は1Fと2Fの2箇所で展示。NAB発表で話題となったPocket Cinema Camera 4Kの展示は2Fで展開(翌日は1Fで展示よていとのこと)。なぜ両方でやらないのかと尋ねると、単純に実機がまだ日本に1台しか無いからだという。前機種のPocket Cinema Cameraと比べると二回りほど大きくなった筐体は、今回のモデルから写真を取ることが可能になったのが個人的には一番のツボ。

ローランド

多機能マルチ録音が特長のV-60HDがようやく外付けのフェーダー(トモカ電気社製)に対応となった。これによりPCで操作していたSDI/HDMIのエンベット音声を物理的に手で扱うことができる。オーダーはローランドではなくトモカ電気に直接「V-60HD用」とオーダーして欲しいとのこと。

IDX

昨年から参考出品だったバッテリーをようやく新製品として展示。サードパーティのVマウントならこのメーカーを選んでおけば間違いないだろう。今回特に目を引いたのはTVLogic製のメディアバックアップシステム。複数のSDカードやCFカードを外付けのHDDやSDDにワンアクションでバックアップしてくれる優れ物。

朋栄

放送業界では痒い所に手が届く製品を出しているのが朋栄だ。今回の目玉は展示会初お目見えのとなるビデオサーバーの展示。とはいえ、ここのメーカー製品はスタンドアローンで使うよりシステムで使わないと意味がない。

ヴァイテックイメージング(Manfrotto)

Nitrotech N12は日本の展示会では初お目見え。N8と比べるとカウンターバランスの荷重だけの違いでN12の文字を見ないと筐体も細かいところが少々違うだけなので全くわからない。耐荷重は4~12kg。

さらに目をみはるのはVRカメラ用の三脚。そのラインナップが大小色々あり、上に乗せるVRカメラに合わせて選択すれば良い。

平和精機工業

久しぶりに新三脚システムの展示があった。通常の物より足の部分がかなりコンパクトになったミニペデスタルを展示。ミニサイズのスタジオにはまさにぴったりな大きさだが、その機能は通常の物となんの違いも無い。

初日の所感

昨日の荷物の遅配もほとんどのメーカーが夕方遅めの時間に全てが届き、無事に初日開催を迎えることができた。やはり今回も色々なメーカーが上半期に発表・参考展示物が実機可動で出展しているメーカーが多かった。そして毎年残念に思う部分はプレスルームが無いこと。ここだけはなんとかして欲しいものだ。

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部
◀︎Vol.00 [QBEE2018] Vol.02

[ Category : , ]
[ DATE : 2018-07-06 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[CES2020]Vol.11 Crystal LEDとAtom Viewで実現するヴァーチャルセット最前線~まさにリアルを超える?!

txt:西村真里子・猪蔵・編集部 構成:編集部 リアルとバーチャルの境目がなくなる影像制作 CES 2020はそれまでのCESの歴史から大きくシフトを宣言している年であ... 続きを読む

[CES2020]Vol.10 テレビ局が不在でも完全に8Kが主流のCES2020

txt:江口靖二 構成:編集部 CES 2020の主流が「8K」となった理由 CES 2020では完全に8Kが主流である。グローバルで市場を牽引する中国とアメリカでは、... 続きを読む

[CES2020]Vol.09 「次の10年のエンターテインメント・プラットフォーム」とは?〜モバイル向け動画配信サービスQuibiスタート直前

txt:加藤薫(博報堂DYメディアパートナーズ) 構成:編集部 モバイル向けストリーミングサービス「Quibi」とは? 生活を変えるテクノロジーのショーケースとして... 続きを読む

[CES2020]Vol.08 日常が“つながる”と意外なものがメディアになる?未来の生活を彩るものたち

txt:平野陽子 (大広) 構成:編集部 2020年1月7日~1月10日、米国ラスベガスにて「CES 2020」が開催された。すでに多くのメディアで語られているが、再度振り返... 続きを読む

[CES2020]Vol.07 人工人間、身体性が問われるテクノロジー「NEONプロジェクト」

txt:西村真里子 構成:編集部 CES 2020で注目のテクノロジー「NEON」とは CES 2020の日本のスタートアップが出展するEureka Parkに... 続きを読む

[CES2020]Vol.06 目の付け所がAIなプロダクトが続々登場〜会場から見えてくるAIプロダクト達

txt:江口靖二 構成:編集部 進化する画像センサーがより良い未来を作る サムスンの「Ballie」は目の付け所がサムスンなプロダクトだ。百聞は一見にしかず、サムス... 続きを読む

[CES2020]Vol.05 航空会社として初基調講演。デルタ航空が考えるイノベーション〜パラレル リアリティ ディスプレイ

txt:江口靖二 構成:編集部 航空会社として初めての基調講演 CESでのキーノートには、例年家電メーカーであったり、インテルやクアルコムのようなチップ系のメーカー、最近では自... 続きを読む

[CES2020]Vol.04 より多くの人を集めるために〜CESにおける「見せ方」と「ブランディング」効果とは?

Audiのブースは上からキラキラしたリボンが無数に装飾されており、否が応でも足を踏み入れたくなる txt:清水幹太 構成:編集部 来場者の気を引く“見せ方”は多種多様 ... 続きを読む

[CES2020]Vol.03 一般化を迎えたカテゴリーに花開く、味わい深いプロダクトたち〜展示会スタート

txt:清水幹太 / 編集部 構成:編集部 いよいよ展示会が始まる MediaDayが終わり、CES展示会場での展示がいよいよ始まった。CESの他の展示会と大きく違う点... 続きを読む

特集記事

CES2020 CES2020
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2020をレポート。
PRONEWS AWARD 2019 PRONEWS AWARD 2019
2019年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2019 Inter BEE 2019
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2019の歩き方 InterBEE 2019の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
フィルム撮影の経験をしたい人に向けてフィルム撮影で必要な各種の工程について解説していく。
IBC2019 IBC2019
欧州最大の業務用映像・音響の専門展示会「IBC2019」をレポート。
新世紀シネマレンズ漂流 新世紀シネマレンズ漂流
シネマレンズを中心に一眼やミラーレスデジタルカメラの動画撮影機能と組み合わせて使われる交換レンズの最新動向を紹介する。
BIRTV2019 BIRTV2019
中国・北京の中国国際展覧中心で開催された展示会「BIRTV 2019」をレポート。
SIGGRAPH2019 SIGGRAPH2019
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2019をレポート。
QBEE2019 QBEE2019
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
4K・8K映像技術展Report 4K・8K映像技術展Report
東京ビッグサイト青海展示棟にて開催された4K・8K映像技術などの最新技術が一堂に出展する「通信・放送Week2019」をレポート。
DSJ2019 DSJ2019
幕張メッセで開催された国内最大のデジタルサイネージの展示会「DSJ2019」をレポート。
Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019 Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019
米国ハリウッドのパラマウントスタジオ内で開催された映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2019 After Beat NAB SHOW 2019
東京・秋葉原のUDXにて開催されたAfter NAB Show 2019をレポート。
NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。

トップ > 特集 > [QBEE2018]Vol.01 九州放送機器展の初日。隠れたお宝を探せ!