PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [BIRTV2018]Vol.07 ブースレポートPart02 レンズメーカー編

News

[BIRTV2018]Vol.07 ブースレポートPart02 レンズメーカー編

2018-09-11 掲載

txt・構成:編集部

ブースレポートPart01に引き続き、BIRTVに出展していた主要なレンズメーカーをレポートしよう。

FUJIFILM (China) Investment

■4K対応の放送用ポータブルレンズ「UA46×9.5BERD」
世界最高46倍ズームを実現したUA46×9.5BERD

富士フイルムは今年のNABで4K対応の放送用ポータブルレンズ「UA46×9.5BERD」を発表したが、その当時はモックアップの展示であった。8月20日に正式発表が行われ、BIRTVでは実機が初展示された。同クラスで世界最広角となる9.5mmからの焦点距離をカバーする46倍ズームで、駆動部も新規設計により約20%の小型化を実現している。

新しい駆動部を開発して小型化を実現している
■改造サービスによってマイクロフォーサーズマウントに対応したMKレンズ

MKレンズは、ソニーのFS5やFS7、α7シリーズのミラーレスカメラと組み合わせて使われているEマウント対応のシネマレンズだ。対応マウントはEマウントのみでなのが悩ましいところであったが、イギリスのMTFサービスではMKレンズをロンドンのワークショップに送ることでマイクロフォーサーズマウントに改造するサービスが行われている。

その改造後の実機がGH5と組み合わさせてブースに展示されていた。これは富士フイルムのサービスではなく、あくまでもサードパーティが行っているサービスの展示とのこと。MKレンズをもっと幅広く活用したいという人には、気になるサービスとなるだろう。

■フルサイズセンサー搭載カメラにスーパー35フォーマット対応PLマウントレンズを結合させる「OptMag for Full-Frame」

ソニーのラージフォーマットのカメラVENICEとフジノンシネレンズのフラグシップ望遠ズームレンズ「HK5.3 x 75」の組み合わせも気になる展示だ。VENICEのようなラージフォーマット対応のシネマカメラが増えてきているが、ラージフォーマット対応のレンズは選択肢はまだ少ないのが現状だ。武蔵オプティカルの「OptMag for Full-Frame」は、スーパー35mmでPLマウントレンズのレンズをフルフレーム対応カメラに結合させるアダプターで、今後もスーパー35のPLレンズを選びたいという人には重宝しそうなアダプターとなりそうだ。

Shriro Trading

■Supreme Prime

カールツァイスの中国現地販売代理店シュリロイメージング・ブースでは、Supreme Primeをはじめとする各種シネマレンズが展示されていた。注目は、中国の展示会で初展示のラージセンサー対応のシネマレンズ「Supreme Prime」だ。

ラージフォーマット対応でありながら、小型・軽量のハイスピードレンズシリーズで、18mm、21mm、25mm、29mm、35mm、50mm、65mm、85mm、100mm、135mmはT1.5に揃えられている。Cine Gearで実機が公開された100mm T1.5は10月ぐらいにリリース予定で、その後は2019年春に65mm/T1.5が登場予定となっている。

■ZEISS CP.3 XDを使ったディストーションの補正を確認できるデモ

ZEISS CP.3 XDは、映像データとレンズデータとタイムコードを同列に保存することが可能。その中のレンズデータを使ったディストーションを補正して確認できるデモが行われていた。

これまで撮影部は、撮影中の映像が撮影後のポストプロダクションでどのように修正されるのかわからなかったが、CP.3 XDから出力されるレンズデータを使えば現場で確認できるようになる。その様子をブースで体験できるようになっていた。

SIGMA

シグマは、製品の展示とテストショットコーナーを設けた広めのブースで出展していた。シネレンズとEマウントに対応したレンズを中心に展示。Eマウントのレンズは105mm F1.4 DG HSM、シネレンズは35mm、50mm、85mm F1.4などの焦点レンズが人気だという。また、展示されていた中でも14mm T2 FFの展示に注目が集まっていたようだ。

NiSi

NiSiは、NABやCine Gearで展示と同じプライズシネマレンズの「F3」を展示。ラインナップは25mm、35mm、50mm、75mm、100mmの5本。25mmはT2.1だが、ほかはT2を実現しているのも特徴だ。46.5mmフォーマットのセンサーをカバーし、ARRIのAlexia LFやRED Monstro VV、ソニーのVeniceに対応。マウントはPL、キヤノンEF、ソニーのEに対応。フロント径はすべて95mmに統一されている。

25mm、35mm、50mm、75mm、100mmの5本をラインナップ ブースにはソニーのシネマカメラと組み合わせて展示 点光源の描画が確認できるようになっていた txt・構成:編集部
Vol.06 [BIRTV2018] Vol.08

[ Category : , ]
[ DATE : 2018-09-11 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[SXSW2019]Vol.09 これからの世界と自分を見据えるためのSXSWの歩き方

txt:曽我浩太郎(未来予報) 構成:編集部 SXSWの「未来が見える場所」からの脱皮 毎年SXSWインタラクティブイノベーションアワードでは「ブレイクアウトトレンド」とい... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.08 映画でSXSWを勝ち抜くためには?勝利の掟を知る

SXSWは、世界でも注目されるべき映画祭のひとつ 世界に数多くある映画祭でもSXSW(以下:SXSW=映画祭)は異色だと言われている。もちろん作品ラインナップにも現れているが... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.07 データサイエンティストが見たSXSW2019の行方

txt:後藤真理絵(ヤフー株式会社) 構成:編集部 Ethical AIとは何か 2019年3月8日~3月13日まで、米国テキサス州オースティンで開催されたSXSW20... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.06 SXSW2019セッション紹介。コンテンツ体験のデータ化と「想像力」

txt:佐々木淳 構成:編集部 リベラル・オピニオンと「エモーショナル」の喧騒 スタートアップ&イノベーション・ショーケースとしての隆盛も一段落し、2000を超すセッシ... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.05 「Sony Wow Studio」三年目の施策。ソニーらしさ健在、賢者との対話に注目

txt:古賀心太郎(アマナビ airvision)&編集部 構成:編集部 SXSW Sony主催WOW Studioでドローン関連セクション 2019年3月8日から... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.04 NHKが牽引する8Kの世界。そして聴覚、VRの可能性を探る展示に注目集まる

txt:岡本侑子(kiCk inc.) 構成:編集部 SXSW2019期間中、NHKエンタープライズはトレードショーで2つの展示を行い、NHKは、昨年に引き続き8Kシアターを... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.02 SXSWでAmazon、Netflixら新興勢の巨大プロモ合戦〜VOD勢力図に動きあり

txt:萩原明子 構成:編集部 引き続きSXSW Film部門について見ていこう。「SXSW2019」3月8日から17日まで行われた期間中、会場の内外で目立った動きをみせてい... 続きを読む

[SXSW2019]Vol.01 変化が止まらないSXSWには多様性しかない

txt・構成:編集部 SXSWとは、そもそも何なのか? SXSW2019(The South by Southwest:サウス・バイ・サウスウエスト)が今年も3月8日よ... 続きを読む

[CP+2019]Vol.02 ミラーレスカメラの時代到来にともなうレンズの行方とは

txt:稲田出 構成:編集部 レンズの新製品一斉に登場 昨日ほどではないものの朝から小雨が降るあいにくの天候となってしまったが、会場には昨日にも増して多くの来場者で... 続きを読む

特集記事

NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
いまだから知っておきたいフィルムの現状や伝統的な技術などを紹介する。
CES2019 CES2019
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2019をレポート。
PRONEWS AWARD 2018 PRONEWS AWARD 2018
2018年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
10万円以下のジンバル選び 10万円以下のジンバル選び
一層注目が増している小型カメラジンバルをDJIやZHIYUN、FEIYU TECH、FILMPOWERの4社5機種に渡って比較紹介。
Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。
新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編 新世紀シネマレンズ漂流:もの作りの現場から
「新世紀シネマレンズ漂流:最新単焦点レンズ編」の続編。前回紹介することができなかったシネマレンズメーカーを取材。
Photokina2018 Photokina2018
ドイツ・ケルンメッセで開催されたスチルカメラの祭典 Photokina2018をレポート。
IBC2018 IBC2018
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2018をレポート。
映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し 映画「万引き家族」〜撮影部と撮影監督の眼差し
「万引き家族」はいかにして生まれたのか?今回の特集ではその制作側を覗いてみる。
SIGGRAPH2018 SIGGRAPH2018
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2017をレポート。
BIRTV2018 BIRTV2018
中国・北京で開催されたアジア地区ではInterBEEと並ぶ大規模な放送機器展 BIRTVをレポート。

トップ > 特集 > [BIRTV2018]Vol.07 ブースレポートPart02 レンズメーカー編