PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [IBC2018]Vol.05 会場から気になるブースをピックアップPart2

News

[IBC2018]Vol.05 会場から気になるブースをピックアップPart2

2018-10-02 掲載

txt:猿田守一 構成:編集部

Blackmagic Design

Blackmagic Designは、昨年と変わらず大きなブースを構えソリューションを展示。中でもBlackmagic Pocket Cinema Camera 4KがIBCに合わせての発売と噂されたが(会期後しばらくしてリリースが始まった)、他の新製品で湧いた。新コーデック「Blackmagic RAW」を発表したことだろう。それに合わせ、Blackmagic RAWのサポートを追加するDaVinci Resolve 15.1アップデートもされた。

Blackmagic RAWは、効率的なエンコーディングと小さめのファイルサイズを実現する。 また3:1、5:1、8:1、12:1では、固定ビットレート・エンコーディングが使用され、予測通りの一貫したファイルサイズで、可能な限り優れたイメージが得られる。

本ブースから少しは離れた所に開発者向けブースを出展しており、そちらのセミナーも非常に盛り上がっていた。Blackmagic RAWが採用しているテクノロジーは、ソフトウェアデベロッパーが簡単にアクセス可能になっている。無償のデベロッパーSDKを使用すると、Mac、Windows、Linuxで、あらゆるサードパーティ製ソフトウェアアプリケーションにBlackmagic RAWのサポートを追加可能になる。

Vitec Group

去年発売されたFlowtech 75の上位バージョンであるボール径が100mmのFlowtech 100が発表となった。カーボンを角型に成形したヘビーデューティーな基本構造で機能はFlowtech 75と同じである。現在はミッドスプレッダー仕様のみなのだが、日本からの要望の多いグランドスプレッダーは現在新しい機能を盛り込んだ形で開発中であるという。

現在付属のミッドスプレッダーは脚の開角度を3段階に調整でき、また、アームの長さも調整可能。またミッドスプレッダーを外した状態でもボール基台大部分の脚の付け根部分で3段階のノッチにより角度調整ができる仕様となっている。最大に開いた場合、ハイハットより少し高い程度まで下げることが可能。今回はFlowtech単体の販売はまだなく、当面三脚システム購入時にFlowtechを選択可能ということの様だ。

■Vitec Group動画レポート

Dolby

Dolbyブースでは家庭用のDolby VisionとDolby Atmosの展示が行われていた。Dolby Visionの圧倒的なハイダイナミックレンジのモニターと家庭用ホームシアター3Dサウンドを5.1チャンネルのスピーカー配列で再現している。実際には四隅に配置されたスピーカーの天板面に天井に向けたスピーカーが配置されており、天井にスピーカーを吊り下げることなく天井反射を利用した上質な3D音響に浸れる仕様となっている。

既にBlu-ray Disc、Ultra HD Blu-ray、Kindle Fire HD、Windows10、Xbox One、Netflixがこの規格に対応しているそうだ。放送の場合はDolby AC4方式を推奨している。AC4方式は多様な再生システムに対応し、伝送レートも今までのものより50%圧縮することができる。

TERIS

会場の一角に中国企業が列をなしている通りがある。PRONEWS的には「長屋」という感じの所だ。NAB Showもそうだがこの一角は活気があるようにうかがえる。その中でも目についたのがTERISという三脚メーカー。NAB SHow 2018の時に私の「ぶらり」で紹介したE-EMAGEの三脚とよく似た感じのSachtlerの丸コピーといった外観の三脚だ。

展示してあった三脚は大型の150φのもので、ペイロードは35㎏という大型カメラ向けの三脚だ。触ってみた第一印象はとてもなめらかで本家の物とあまり変わらないイメージであった。ただ実際にカメラを載せてカウンターバランスを取ったり、細かい調整が可能なのかということを確認できなかったので、本来のポテンシャルを確かめることはできなかった。そのほかにも中型の物もいくつか展示してあった。今後の動静が気になるメーカーであった。

Zhiyun

Zhiyunからは新しいタイプの電動3軸ジンバルWEEBILL LABとCRANE 3 LABの展示があった。WEEBILLはミラーレスカメラに合わせたペーロードでおよそ3kgまでとなっている。またCRANE 3は4.5kgまで。特徴的なのは今までのスティック型とは違い独特な形でホールドするタイプだ。現地ではピストルグリップと言っていた。2か所のグリップ部分にはフォーカスコントロールやズームコントロールが出来るようになっている。

また、それ以外にも簡単にアクセスできるボタン類が装備されている。圧巻だったのはトランスフォーマー的に片手でぶら下げるモードに変えられる事だろう。デモとしてカメラサポーターを用い上からこのCRANE 3 LABを吊った状態で操作していた。ペイロードは4.5kgとRonin-Sよりも重いカメラを搭載できる。動作時間はおよそ10時間とまずまずの性能。今後の展開が楽しみだ。

txt:猿田守一 構成:編集部
Vol.04 [IBC2018] Vol.06

[ Category : , ]
[ DATE : 2018-10-02 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[4K・8K映像技術展Report]Vol.11 ビジュアルテクノロジーブース:8K60P映像編集向けターンキーのワークステーション「TRUX SUPER MAX」を展示

txt・構成:編集部 ビジュアルテクノロジーは、日本サムスンとITGマーケティングと合同のSamsung SSDブース内に出展し、8K60P映像編集向けターンキーのワークステ... 続きを読む

[4K・8K映像技術展Report]Vol.10 ガンスイブース:リアルタイムにフレームごとのHDRからSDR変換を実現するLYNX Technikのコンバーター「HDR Evie」を展示

txt・構成:編集部 ガンスイは、今年も映像伝送EXPOに出展。ドイツLYNX Technikのスタンドアロンのプラグアンドプレイモジュール「yellobrik」シリーズと、... 続きを読む

[4K・8K映像技術展Report]Vol.09 三友ブース:小型の放送用カメラや8K対応光伝送装置を使ったケーブル1本の伝送デモを展示

txt・構成:編集部 Dream CHIP社SDI対応の小型放送カメラ「ATOM one」ファミリーを展示 三友は、長距離拠点の8K伝送を可能にする「THUNDER... 続きを読む

[4K・8K映像技術展Report]Vol.08 ATENジャパンブース:ビデオキャプチャとビデオスイッチを統合したマルチチャンネルオーディオ/ビデオミキサーデバイス「Stream Live HD. UC9020」を展示

txt・構成:編集部 ATENジャパンは、「第3回 映像伝送EXPO」に出展。目玉は、4K60P対応の新製品のビデオキャプチャ機能付きオーディオ/ビデオミキサー「Stre... 続きを読む

[4K・8K映像技術展Report]Vol.07 ニコンブース:配信やカメラコントロールが可能な4Kワンオペライブ配信ソリューションを展示

少人数でもライブ配信が可能な4Kワンオペライブ配信ソリューション ニコンは、一眼カメラやミラーレスカメラでお馴染みのニコンは、動画のライブ配信をするためのワンマンオペレーショ... 続きを読む

[4K・8K映像技術展Report]Vol.06 アストロデザインブース:8Kカムコーダーのプロトタイプ機や、8K60P 4ストリーム同時処理可能なTamazone Workstationを展示

txt・構成:編集部 8Kカムコーダー「8C-B60A」をカスタマイズしたプロトタイプ機を展示 アストロデザインの展示製品はすべて8Kだ。撮影システムコーナーでは、... 続きを読む

[QBEE2019]Vol.03 地味にすごい製品を発掘!

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 前回に引き続き、気になったブースを紹介していく。 AJA NABで登場し注目... 続きを読む

[QBEE2019]Vol.02 隠れたおもしろ製品を探しに行こう

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 前回に引き続き、気になったブースを紹介していこう。 アストロデザイン 8Kカメラ... 続きを読む

[QBEE2019]Vol.01 今年は快晴開催!九州放送機器展2019初日で気になったもの

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 QBEE2019開幕!宝物を探して九州へ 毎年梅雨時期と重なるためか、これまで荒天... 続きを読む

特集記事

SIGGRAPH2019 SIGGRAPH2019
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会SIGGRAPH2019をレポート。
QBEE2019 QBEE2019
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
4K・8K映像技術展Report 4K・8K映像技術展Report
東京ビッグサイト青海展示棟にて開催された4K・8K映像技術などの最新技術が一堂に出展する「通信・放送Week2019」をレポート。
DSJ2019 DSJ2019
幕張メッセで開催された国内最大のデジタルサイネージの展示会「DSJ2019」をレポート。
Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019 Digital Cinema Bülow VIII~Cine Gear 2019
米国ハリウッドのパラマウントスタジオ内で開催された映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo」をレポート。
After Beat NAB SHOW 2019 After Beat NAB SHOW 2019
東京・秋葉原のUDXにて開催されたAfter NAB Show 2019をレポート。
NAB2019 NAB2019
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会「NAB2019」をレポート。
SXSW2019 SXSW2019
テキサス州オースティンで開催されたSXSW2019をレポート。
CP+2019 CP+2019
パシフィコ横浜にて開催されたカメラと写真の総合展示会「CP+2019」をレポート。
Film Shooting Rhapsody Film Shooting Rhapsody
いまだから知っておきたいフィルムの現状や伝統的な技術などを紹介する。
CES2019 CES2019
米国ラスベガスで開催された世界最大の国際家電見本市 CES2019をレポート。
PRONEWS AWARD 2018 PRONEWS AWARD 2018
2018年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
10万円以下のジンバル選び 10万円以下のジンバル選び
一層注目が増している小型カメラジンバルをDJIやZHIYUN、FEIYU TECH、FILMPOWERの4社5機種に渡って比較紹介。
Inter BEE 2018 Inter BEE 2018
千葉幕張メッセにて開催される国際放送機器展“Inter BEE“をレポート。
InterBEE 2018の歩き方 InterBEE 2018の歩き方
今年もInterBEEの歩き方をジャンル別にピックアップし、6種類のコースを紹介。

トップ > 特集 > [IBC2018]Vol.05 会場から気になるブースをピックアップPart2