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[InterBEE 2018の歩き方]Aコース:スタジオカメラやシネマカメラの最前線 〜スタジオカメラ/カムコーダ/デジタルシネマカメラコース

2018-10-31 掲載

身近になった4Kカメラや8K関連の展示に注目

ソニーやパナソニック、キヤノンは、今年のNABやIBCでシネマカメラの新機種は発表していない。その代わりに昨年発表されたVENICE、AU-EVA1、EOS C200は、ファームウェアのアップデートが公開されて、新しい機能が次々と追加されている最中といっていいだろう。

今年は海外メーカーのシネマカメラメーカーが話題で、Blackmagic DesignのBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kや、ARRIのALEXA LFが話題だ。特に、Pocket Cinema Cameraは税別14万7,800円とリーズナブルな価格や、実機も期待を裏切らない完成度が話題になっている。InterBEE会場でも注目のカメラとなりそうだ。

今年の12月にBSによる4K・8K実用放送を控え、8K関連の展示も昨年以上に増える見込みだ。パナソニックが8Kマルチパーパスカメラを発表し、8K収録コーナーを設けて展示される。昨年、8Kビデオカメラで話題をさらったシャープの出展はないが、アストロデザインブースで「8C-B60A」が展示予定だ。

01 Blackmagic Design[#8216]

9月に発売開始したBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kに注目だ。ハンドヘルド・デザインのデジタルフィルムカメラで、フルサイズ4/3 HDRセンサー、デュアルネイティブISOを搭載しており、ISO25600まで対応。13ストップのダイナミックレンジをサポートしている。また、独自のUSB-C拡張ポートを搭載しているため、SD/UHS-IIまたはCFastカードに内部収録、外付けディスクに直接収録できる。

IBCで発表されたRAWの品質と利点に、従来のビデオフォーマットの使いやすさ、速度、ファイルサイズを組み合わせているBlackmagic RAWも楽しみな存在となっている。

02 JVCケンウッド[#7613]

写真はハンドヘルド型4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC500」

4K/60pの映像制作に対応した、CONNECTED CAM第二弾となる4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」を展示。IP性能を備え、4K/60pの高画質記録用にProRes 422コーデックに標準対応するなど、記録性能を実現している。また、専用SSDメディアアダプター「KA-MC100」(別売)を使用することでSSDメディアへの記録も可能。

CONNECTED CAM第一弾商品であるHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」も展示予定だ。さまざまなネットワーク環境に柔軟に対応するIP性能を備え、2/3型フルHD CMOSセンサーを搭載し、高感度・低ノイズの高画質映像を実現する。

03 ソニー/ソニービジネスソリューション[#7207]

写真はハンドヘルド型のマルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-3500」

ソニーは毎年、InterBEEの初日に出展概要を発表しており、どのような新製品を発表するのかは当日になってみないとわからない。9月のIBC 2018では、マルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-3500」「HDC-3100」、マルチパーパスカメラ「HDC-P50」を発表。「HDC-3500」と「HDC-P50」は、スポーツなどの動きの速い被写体の撮影や、高速にパン・チルトした際にも歪みの少ない映像の撮影が可能なグローバルシャッター機能を搭載としている。こちらが展示されるのは間違いないだろう。

シネマカメラ系では、今年6月のCine Gear ExpoでVENICEのエクステンションシステム「CBK-3610XS」を発表。VENICEのカメラヘッドを最大5.5mに延長して、カメラヘッド部を1.9kg(PLマウント時)/1.4kg(Eマウント時)の軽量にできる。ハンディでの撮影、狭い車内での撮影、3Dリグへの搭載など様々なシーンに活用が可能になる。

04 ナックイメージテクノロジー[#6404]

写真はハンドヘルド型のラージフォーマットカメラ「ALEXA LF」

取り扱いメーカーであるARRIのラージフォーマットカメラシステムが展示されるだろう。ALEXAセンサーを搭載したALEXA LFカメラやARRIシグネチャープライムレンズ、LPLレンズマウント、PL-LPLアダプターから構成されるもので、既存のPLマウントレンズやアクセサリー、ワークフロー互換性を持ちつつ、ネイティブ4Kの解像度で収録できる。

ALEXA LFカメラと同時にリリースされたARRIシグネチャープライムレンズは、ARRI LPLマウントを備え、12mm~280mmまでの16種類でラインナップされたラージフォーマットレンズシリーズ。T1.8という明るい開放値が作り出す浅い被写界深度やスムースなボケ感はフレーム内での被写体の存在感を際立たせることができる。

05 パナソニック/パナソニック システムソリューションズ ジャパン[#5408]

4K/8Kの制作ソリューションなどを展示する。開発中の8Kマルチパーパスカメラは、毎秒60フレームを記録できる8K有機イメージセンサー技術のグローバルシャッター機能により、動きの早いシーンでも動体の歪みのない撮影を実現。スポーツスタジアムの日差しの強いフィールドと日陰になる観客席といった明暗差の大きなシーンでも、8K高解像度で広ダイナミックレンジに撮影が可能。

4Kシネマカメラ「AU-EVA1」の展示では、IR撮影を行なった作品「palette」を公開する。また、HDR(HLG)撮影/RTMPストリーミング機能に対応した新製品P2カメラレコーダー「AJ-PX5100」を展示する。

メインブースでは、松竹芸能所属の若手芸人によるシステム・ソリューションのプレゼンテーションを予定。どのように分かりやすく紹介するのか、こちらも注目だ。

06 キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン[#4207]

写真は業務用4Kビデオカメラ「XF705」

業務用デジタルビデオカメラは「XF705」と「XF405」、CINEMA EOS SYSTEMは「EOS C700 FF」「EOS C700」「EOS C200/EOS C200B(With DJI)」「EOS C300 Mark II」が展示される。

新製品は、IBCに合わせて発表された業務用ビデオカメラ「XF」シリーズのフラッグシップモデルとなるXF705は、4K/60p/4:2:2/10bit/HDR映像をSDカードに記録可能で、「デュアルピクセルCMOS AF」搭載などの特徴を持つ。

今年7月に発売を開始したフルサイズセンサーを搭載したEOS C700 FFの展示にも注目だ。38.1×20.1mmのフルサイズセンサーを搭載しており、オーバーサンプリングによる4K/60p映像の本体内記録が可能。

07 RAID[#3409]

REDのDSMC2シリーズを展示するだろう。センサーは、MONSTRO 8K VV、HELIUM 8K S35、GEMINI 5K S35の3種類。モジュール化されており、クリエイターの個別のニーズに合わせてカメラを構築できる。

MONSTRO 8K VVは、35.4メガピクセルの動画と静止画を低ノイズで収録できる。HELIUM 8K S35は、最大75フレーム/秒(fps)で8K 2.4:1、または60fpsで8Kフルフォーマットの静止画を撮影できる。GEMINI 5K S35はデュアル感度モードを特長とし、RED史上最高感度センサーで低ノイズで優れた鮮明な映像を収録可能。

08 アストロデザイン[#2616]

写真は業務用8Kカムコーダー「8C-B60A」

目玉は8K製品ラインナップ。業務用8Kカムコーダー「8C-B60A」は、カメラヘッド(センサー部)、CCU(Camera Control Unit、信号処理部)、レコーダ(記録部)と別々の筐体機構で構成していた8K撮影収録システムを一体化して小型化、Grass Valley HQX Codecを実装してワークフローを改善。

8KカメラのCM-9010-Bは、1kgを切る小型カメラヘッドとレコーダー内蔵のカメラコントロールユニットの2ピース構成の新型カメラ。Grass Valley HQX Codecによる圧縮記録に対応。フル解像度8K、フルスペック8Kを1台で記録/再生できる「HR-7518」シリーズなどを展示する。


Intro [InterBEE 2018の歩き方] Bコース

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[ DATE : 2018-10-31 ]
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